銀行系の三井住友グループ(SMBC)もキャッシュレス決済に参加しています。SMBCではいくつかのキャッシュレス決済用の端末が用意されていますが、いまはsteran terminalという置き型でタッチパネル式の決済端末の取り扱いをメインにしていて、シェア拡大を強化しています。機能強化も日々行われているので、これからSMBCを導入するならsteran terminalがおすすめ。機能がどんどん増えています。

steran terminalのいいところ
- 決済端末に画面が2つついている
- 月額3,300円かかるがレシートロール無料。2年目以降の決済手数料が安い
- あの三井住友グループの運営
といった点が魅力です。
また、steran terminalにインストールできるアプリの数も増えていて、steran terminal内で完結するPOSレジを筆頭に、便利なアプリがいくつもあります。アプリについて詳しくは専用サイトのstera marketでご確認ください。インストールできるアプリは日々増えていて、今後さらに便利になっていくのが確実で、すでに十分便利なのに、今後どれだけ機能が拡充されるのか、とても楽しみです。
決済端末に画面が2つ
steran terminalには店員が触る用のタッチパネルと、その半分ぐらいの大きさでお客さん用のタッチパネルがついています。

タッチパネル画面が2つあるので、お客さんにPIN(暗証番号)を売ってもらう時やサインをしてもらう時にお客さんに画面を向ける必要がありあません。向けなおすのは意外に手間なので、こういったUIは意外とうれしいですよね。画面がふたつなので動かないように固定することも可能です。
2年目から月額3,300円かかる
1年目は月額のランニングコストがかからず、無料で使用できますが、2年目からは月額3,300円がサービス利用料としてかかります。2年目からランニングコストがかかるようになるので、一見デメリットに感じますが、その分、手厚いサポートがあるので、総合的に考えたらとても良心的な価格設定となっています。
2年目から1部決済手数料が割引
これ結構すごいのですが、2年目からVISAとMASTERcardの決済手数料が割引となります。1年目は3.24%ですが、2年目は2.70%となります。お店の利用量の応じて減額に対応している決済サービス会社は多いですが、どのお店でも割引というのはなかなかありません。月額利用料を払う効果ともいえます。
レシートロールが無料
なんとレシートロールが無料です。こうした消耗品の出費は地味にかさむのでうれしいですよね。
端末費用無料
steran terminalは端末費用が無料です。また自然故障時の修理・交換日も無料なのです。経年劣化はどうしてもしてしまうものですから、使用していて不都合を感じたらすぐの相談がおすすめ。交換・修理の対応をしてもらいましょう。
3年未満の解約は違約金が必要
とてもお得な制度で、いいことづくめですが、、、SMBCでキャッシュレス決済を導入する際に一点だけ注意してほしいデメリットがあって、3年未満の解約で、違約金が発生します。正直、違約金を払ってもいいぐらいのメリットがありますが、導入する際は3年間使いづづけるつもりでの導入がおすすめです。
- 45日目~13か月目以内の解約で違約金88,000円
- 14か月目~25か月目以内の解約で違約金66,000円
- 26か月目~37か月目以内の解約で違約金44,000円
の縛りがあります。
それ以降の解約では費用は掛かりませんが、端末はレンタル扱いなので、解約時に返却が必要です。また、申し込み日から45日まではお試し期間なので端末を返却することで違約金などの縛りなく解約可能です。
なので、使用してみて、いまいちと感じたら違約金が発生する期間に入る前の解約がおすすめです。
steran terminalは三井住友グループが提供
steran terminaは三井住友グループの三井住友カードが運営しています。クレジットカードを消費者に提供しているだけでなく、店舗運営にもサービスを提供している形です。
対応決済ブランドも豊富

利用できる決済ブランドは画像の通り。国内で主要となっている決済ブランドはほぼ対応しており、インバウンド向けのブランドにも対応しています。QRコードの読み取りにもしっかりと対応しています。
steran terminaは無料で始められ、2年目以降月額3,300円の手数料がかかりますが、一部決済の手数料の減額、レシートロール無料などのサービスが用意されており、端末の修理・交換も無料です。サポートが手厚いので、総合的に見たらお得といえるブランドです。
唯一デメリットといえるのが違約金が発生する点です。3年未満で解約するばあいは年数に応じて違約金がかかり、その金額はちょっぴり高いです。また、電源接続の固定型でもあるので、野外イベントやポップアップストアといった臨時イベントなどには不得意です。
