スマレジの導入を考えたときに気になるのが初期費用ですよね。スマレジには無料プランがあるので、初期費用として必ず必要となるのはレジ回りの周辺機器の購入費用です。
周辺機器とは下記の画像のようなものです。

iPad、レシート印刷、キャッシュドロア、バーコードリーダーの4点がスマレジ導入時に購入されることの多い周辺機器です。
これら、写真のセットを全部揃えた場合の総額は178,700円です。
- アパレル・雑貨などの小売店は4点セット
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商品点数が多く、バーコード読み込みの利用機会が多いので、4点セットがおすすめ。(iPad、レシート印刷、キャッシュドロア、バーコードリーダー)
- 飲食店・サロンなどは3点セット
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メニューが決まっており、あらかじめメニューを登録。レジ画面で選ぶ場合やオーダー端末から注文を吸い上げる場合はバーコードリーダーが不要なので、3点セットがおすすめです
すでにiPadを持っていて、レシート印刷とキャッシュドロアだけで購入すればいい場合は上記の金額から-58,800円した額が初期費用となります。
自分のお店の場合はどのくらい費用が必要なのか。購入するレジ端末によって変わるので、正確に知るには見積もりが必要です。導入相談時の相談では納期、見積を必ずしましょう。納期までに1か月かかることもあるので、検討段階から早めの相談が吉◎
- 周辺機器の購入費用は20万円弱
- 正確な金額の把握は見積で
- IT導入補助金で75%OFFも
スマレジの導入相談は無料で出来ます。
必要な周辺機器の確認、見積、納期の確認や自分のお店にあった拡張機能など、さまざまな疑問が解決できるので、導入をまだ決めていなくても、検討段階で早めの相談がおすすめです。
初期費用を安くしたい!
初期費用はできるだけ安く済ませたいですよね。安く済ませるために、まずは導入時に必要となる費用を整理していきましょう。
スマレジ導入に必要なもの
- スマレジアプリ(無料~)
- キャッシュドロア(16,500円~)
- レシート印刷機器(53,900円~)
- バーコードリーダー(52,800円~)
- iPad(58,800円~)
- キャッシュレス決済(3,300円~)
- 導入サポート(22,000円~)
スマレジの導入で必要となる商品の価格はざっとこのような感じです。バラバラに買うと高くなるので、セット購入がおすすめです。
例えば↓の画像のmPOPシリーズの2点セットは67,100円です。

セット商品なのでとても安いです。デメリットはコンパクトさを売りにしているので、キャッシュドロアは少し小さい、レシートロールが短いなどがあげられます。たくさんお客さんが来るお店ではちょっと物足りないかも?またバーコードスキャナーは別売りのものを買う必要があります。
ですが、スタイリッシュでおしゃれ。狭い空間にも置けるので、路面店などで活躍しています。
大きいキャッシュドロア、長いレシートロールが使える周辺機器が欲しい場合は、↓の画像のレジセットがオススメです。3点で105,567円。おまけでレシートロールが10巻つきます

大容量で一般的なキャッシュドロアとレシートプリンターです。価格も安く、スマレジでオススメしているセットでもあります。前者の一体型にするかどうかは好みなので、実物をみて好きな方を選ぶのもあり。
これにiPad(58,800円~)を加えたセットがレジ回りの周辺機器となります。購入費用は必要なものに応じて金額が変わりますが、20万あればおおよそすべてそろいます。これがスマレジで必要となる初期費用ですが、導入するものによって価格が変わるので、自分のお店にかかる金額は実際に見積をして確認するのは必須。他社と相見積もりする場合も導入相談で行います。
ここまでがPOSレジを導入する上で絶対に必要となる初期費用です。だいたい金額のイメージはつきましたか?
次は一緒に導入することが多い、キャッシュレス決済の初期費用も合わせて紹介します。
キャッシュレス決済の導入
キャッシュレス決済はPOSレジの導入と一緒に導入されることが多い項目です。すでに導入されているものがある場合はスマレジと連携可能か、導入相談時に確認してください。
初めて導入する、連携できなかった場合はスマレジが提供しているPAYGATEがあります。

キャッシュレス決済は様々な企業が進出していますが、各社で金額にそれほどの違いがなく、PAYGATEもその枠から外れず、業界最安水準の手数料(1.98%~)、多数の決済ブランドとの提携、最新端末の無料提供を行っています。
スマレジが提供しているPAYGATEはモニター付きで持ち歩き可能。テーブルなどのお客さんの傍で金額入力ができ、その場で会計処理が可能な端末です。決済端末が無料提供なので、0円で始められます。
ただし、ランニングコストがあり、使用した分の決済手数料と月額3,300円がPAYGATEの利用ではかかります。ですが、スマレジと同時導入で月額の費用が無料になるプランもあるので、導入相談時に合わせてこちらもご確認ください。
スマレジアプリは無料でいい?
スマレジには無料を含めて5つのプランが有り、事業形態によって利用しやすいものを選ぶことができます。費用を抑えるには無料プランの選択をオススメしたいところですが、自分の事業形態は無料で足りるのかどうか。そこはしっかりと考えていきましょう。

無料で出来ること
レジ機能のすべが無料で使える
スマレジの無料プランではレジ機能のすべてを開放しています。インボイス・軽減税率への対応、売り上げの記録・可視化、商品登録や割引販売の設定など、POSレジで行いたい大部分が解放されています。
一方で、電話サポート、ECサイトとの在庫連携、倉庫との在庫連携やテイクアウトのためのオンライン注文には対応していません。そのため、ちょっといい機能が欲しい場合は有料プランを選択することになります。
最初のスタート時はスタンダードプランから初めて、機能を追加したくなったら有料プランに切り替えることも可能なので、できるだけ安く済ませたいなら最初は無料プランから始めてみましょう。
導入サポートは必要?
導入サポートとは一通りの設定を代わりに行ってくれる、操作方法を一通り教えてくれるプランとなります。お店のPOSレジ構築、スタッフ教育まで行ってくれるので、ITに自信がない人は申し込んだ方がいいプランとなっています。
普段からパソコンの操作に慣れている人は自身で設定することも可能です。設定方法についてはスマレジのヘルプサイトに一通りのっており、自分で行えます。人を派遣するといったプランなので、安くはありません。ヘルプサイトを一度確認して出来そうかどうか、確認をしましょう。
導入サポートはそれなりの費用となります。IT導入補助金の利用も考えていきましょう。
裏技!IT導入補助金を使う
IT導入補助金をご存じでしょうか?国が行っている補助金で、POSレジなどのITツールを導入する際に使用できます。

ITツールの購入金額の75%ほど。周辺機器は50%ほど補助される制度で、初期費用が半分以下に抑えられる制度です。とてもお得なので、ぜひとも利用したい制度ですが、使用にあたっては条件があります。
- スマレジの有料プランに申し込む
- 中小企業または個人事業主である
おもな利用条件はこの2点です。この2点をクリアしていれば誰でも使用できます。
有料プランは2年分の一括購入となり、2年分を75%OFFで使用することが出来ます。有料プランの購入なので、少しお金がかかってしまいますが、周辺機器購入費用も半額になるので、割引分の費用で有料プランが購入できる計算です。大変お得です。
スマレジの有料プランでは365日の電話サポートがつくほか便利な仕組みとの連携もしやすくなり、キャッシュレス決済の月額費用も無料となります。困ったらすぐに相談でき、費用も総合的に見たらお得になる制度です。
2025年は12月2日が申請締め切りです。
スマレジでは並走に近い形で申請サポートも行っているので、初めての補助金利用でも簡単に申請することが出来ます。導入相談時にIT導入補助金の利用を考えていることを伝え、自分のお店で使えるのか、使える場合は総合費用がいくらになるのか、聞いてみましょう。初期費用が抑えられるので、ぜひ利用してください。
- IT導入補助金でソフトウェア購入費用は75%OFF
- 周辺機器購入費用は50%OFF
- 手厚い申請サポートで初めてでも安心
IT導入補助金はぜひ利用したい制度です。申請をすることで、国から補助が得られるので使用額の最大75%が補助されます。自己負担金は25%。とてもお得な制度なので、自分のお店でも使えるかどうか、申請の手順、サポート体制などを相談して、導入の検討に役立ててください。

