テイクアウトができる飲食店を運営していると、モバイルオーダーがあったらなぁ、と思いませんか？マクドナルドやすき屋に松屋、ドミノピザなど、最近はいろんなお店でモバイルオーダーでテイクアウト注文出来て、とても便利ですよね。待ち時間なしで、お店に行く前に会計まで完了している。来店後０秒で受け取って、すぐにお店をでる。滞在時間は１分にも満たないので、回転効率が非常によく、お客さんだけでなく、店側にもメリットの多いシステムなので、、自分のお店にも導入したいですよね。
大丈夫、導入できますよ。
先ほど例に挙げたのは大手飲食店ですが、いまは個人店などでも利用できるシステムが登場しています。B to B向けの企業が提供しているモバイルオーダー専用のシステムは月額1万円ほどと非常に安価で、導入も簡単です。お試し利用ができるものもあるので、とりあえず試してみて、導入を決める、といったことが出来るほど簡易化と低価格化が進んでいるので、ぜひ挑戦してみてください。
モバイルオーダーとは
モバイルオーダーとは主にスマートホンを利用してオーダーを行う、オーダーシステムのことです。お店やLINE、HPなどに提示されているQRコードを読み込み、表示されたサイトから注文を行います。定員さんが間に入ることはなく、お客さん一人で注文を完了させます。
UIはシステムを提供している企業によって違いがありますが、テーブルオーダーで使われるタブレット画面によく似ていて、スマホ用にデザインになっています。
モバイルオーダーの形式は大きく2種類に分かれていて、お店の中でテーブルに着席した状態で行う形式と、テイクアウト用に店外から注文するシステムがあります。
テーブルからのオーダーはもちろんすぐに提供、テイクアウト用も事前予約で受け取り日を指定するシステムもありますが、基本的には注文を受けたらすぐに商品を作り、短時間の間に受け渡しまで完了します。
テイクアウト用は事前決済できるのを選ぼう
テイクアウト用はネットで事前決済できるものがおすすめです。
事前決済の導入には別途費用が掛かるので最初は無理に導入しなくてもいいと思いますが、決済できないものを導入してしまうと、しばらくして追加したくなっても追加できません。モバイル上の決済システムはお店の都合ではなく、決済会社とモバイルオーダーシステム提供企業が提携していることが条件です。すこし大変な機能なのでモバイルオーダーシステムの中には事前決済に非対応のものも少なくありません。
非対応のものは後から追加変更ができないので、事前決済システムを導入したくなった時はモバイルオーダーの切り替えが必要となります。モバイルオーダーの月額費用はそこまで高くないので、将来を見失せて、事前決済対応しているシステムがおすすめです
オススメのモバイルオーダーシステム
モバイルオーダーシステムを提供している企業はいくつかありますが、その中からおすすめの２つを紹介します。どちらもモバイルオーダーを提供している中では有名で、事前決済（ネット決済）の提供があり、費用は月額１万円強となっていて、続けやすいのも魅力です。
QRオーダー
１つ目のはQRオーダーです。QRオーダーはあの食べログが提供しているシステムで、月額費用は11,000円～。店舗単位で費用がかかり、お店のテーブル数がいくつあっても固定です。
サイトを利用したシステムで、webサイトやSNS、チラシなどに注文用のQRコードを掲載し、そこからお客さんが注文用サイトにアクセス、注文します。
またLINEミニアプリとの連携も可能です。LINE上にお店の公式アカウントを作成する必要がありますが、注文と同時にLINEの友達追加も完了するので、会員情報の獲得し、クーポンなどのプッシュ通知型の来店促進も可能となります。
食べログが作っているだけあって、UIがかゆいところに手が届く仕様に。トッピングの追加選択、食べ放題への対応など飲食店の特性に合わせたカスタマイズが可能です。
L.B.B Cloud
もう1つのおすすめはL.B.B Cloudです。
こちらはもうなんでもできます。いろんな機能があり、幅広い使い方をカバーしています。使いたい機能によって金額が変わりますが、月額11,000円～利用可能で、QRオーダー同様リーズナブルです。
テーブルで使うモバイルオーダーシステム、テイクアウト用のモバイルオーダーだけでなく、簡易的なPOSレジ機能、LINEとの連携、スタッフ用の注文を受けるためのハンディ端末、催事やイベント会場での運用も可能です。
ネットで購入した商品やチケットの情報を入れたQRコードを発行し、会場で読み込み、対象の商品を渡す、入場チケットの代わりにするといった運用もでき、本当に多方面で活躍できるので、飲食店だけでなく、ネットショップを運営している小売店やイベント運営会社にもオススメできるシステムです
モバイルオーダーの運用はPOSレジと一緒がオススメ
上記で紹介した2つはモバイル上での決済が可能ですが、お店で決済するお客さんもいると思います。端末から金額を確認して、レジに打ち込む運用もありですが、おすすめはモバイルオーダーと連携できるPOSレジの導入です。
連携するお客さんが注文したメニューは自動的にPOSレジに飛ぶので、金額を入力する手間がいりません。
また、連携しているとお店受けたオーダーとネット上で注文を受けたオーダーの売り上げを自動的に吸い上げて、一緒にグラフ化してくれます。POSレジは毎日の売り上げを一目で見れるのがいいですよね。売り上げが多かった日、少なかった日、テイクアウトが多い時間帯、テイクアウトと店内利用の割合などさまざまなことが確認できるので、お店の運営方針の策定などに役立ちます。
オススメのPOSレジはスマレジ
どちらのモバイルオーダーも連携できるPOSレジはいくつかありますが、おすすめはスマレジです。
スマレジはさまざまな企業との連携を強化しています。ベースはシンプルなPOSレジで、他社とそこまで違いはありませんが、多数の企業と連携できるため、拡張機能が本当に豊富。使用していて不便を感じたら何かしらの拡張機能を追加して、便利に変えていくことが出来るのが最大の魅力です。
紹介した「QRオーダー」と「L.B.B Cloud」はスマレジの無料プラン（スタンダードプラン）との連携が可能です。必要な機能によっては費用が変わってきますので、まずは相談してみてください。スマレジは無料でオンライン相談を受け付けていて、スマレジだけでなく、拡張機能のモバイルオーダーについても相談が可能です。