飲食店ってたくさんありますよね。だから、飲食店向けに作られているタブレットレジはたくさんあります。Airレジ、スマレジ、Uレジ、ユビレジ、SquarePOSなどなど。あげればきりがありませんが、オススメはAirレジとスマレジです。
Airレジはシェア数No.1といわれるほど広く普及しており、機能のシンプルさ、UIのシンプルさで使いやすくて人気です。スマレジはとにかくいろいろできます。無料で使える機能のほか、拡張機能が豊富で、Airレジでは非対応の機能が使えることもあり、様々なことに挑戦したいお店にスマレジは特に人気です。
ざっくりいうと、個人店~小規模な飲食店にはAirレジ、個人店~複数店舗を運営する飲食店、テイクアウト向けやイベント販売など幅広い分野に挑戦していくお店にはスマレジがオススメです。
スマレジは無料から有料プランまである月額課金制のタブレットレジです。POSレジを専門に展開する会社で、サポートが手厚く、導入時の相談のしやすさはピカイチです。無料プランでも基本のレジ機能はすべて使用できますが、有料プランに加入することで電話でのサポートを365日利用できるようになります。
また、IT導入補助金の利用が可能なため、初期費用が半分以下で収まるというのも魅力の1つ。導入するプランにもよりますが、30万円が15万以下に。20万円が10万以下の負担で済みます。
飲食店に向いたレジとは?
飲食店に向いたタブレットレジとは、飲食店向けの機能と連携できるシステムを搭載しているレジのことを指します。最近のレジは基本的なレジ機能だけでなく、会計の一段階前の状態と連携して、最後の会計やキャッシュレス決済の利用、決算などを楽にする機能も備えています。
飲食店向けの機能連携の一例
タブレットレジと連携できる機能は多数ありますが、今回は飲食店で特に人気の機能を紹介します。どれも軌道に乗ったら、または軌道に乗せるために導入したくなる機能です。
- キャッシュレス決済
- QRコードを使用したオーダーシステム
- キッチンへの注文送信
- 店員さん向けハンディ端末
- テイクアウト向けの注文サイト
- タブレットを利用したテーブルオーダー
などが人気の機能です。
これらはタブレットレジとは別のシステムです。べつなので、開発している企業がいくつもあり、調べて企業に直接申し込むこともできます。が、一つ一つ調べるのは大変です。利用しているタブレットレジの会社から提携企業を紹介してもらったり、レジ会社が開発しているものもあるので、まずは導入しているタブレットレジの会社、または導入する予定のタブレットレジの会社に聞いて、お店にあったものを紹介してもらいましょう。
さて、最初に紹介したAirレジとスマレジ。スマレジは上記のどのシステムも連携できるものがありますが、Airレジはテイクアウト向けの注文サイトとタブレットを利用したテーブルオーダーに対応していません。
Airレジで出来ること出来ないこと
Airレジで出来ること
- QRコードを使用したオーダーシステム
- 店員さん向けハンディ端末
- キッチンへのキャッシュレス決済
Airレジで出来ないこと
- テイクアウト向けのQRコードオーダー
- タブレットを利用したテーブルオーダー
Airレジはタブレットレジの中でも外部機能との連携はかなり限定的です。自社グループで開発しているAirシリーズとの連携を強化しているので、基本的には連携先はAirシリーズがメインです。
そのためオーダーシステムの導入はAirレジオーダーというAirシリーズのもの導入することで利用できます。
AirレジオーダーはQRコードを利用したテーブルオーダーを基軸としたシステムで、テーブルごとにQRコードを設置。お客さんはテーブルに設置されたQRコードでスマホで読み込み、注文サイトに飛び、注文を行います。注文情報はキッチンとレジ飛び、注文完了までに店員が介する必要はありません。
QRコード注文が慣れていないお客さんには、店員用のハンディ1台ついてるので、そちらを使用してオーダー受けます。こちらも受けた情報はキッチンとレジに飛びます。
Airレジオーダーは月額17,600円~からになります。ハンディ端末は1台追加ごとに毎月1,650円が追加されます。フロアに負担がかなりへるのに、ランニングコストがかなり低いので、いま次々に導入されているシステムです。
Airレジを選んだらキャッシュレス決済はAirペイ
Airレジと連携できるキャッシュレス決済はAirペイとSquare決済です。どちらでも連携できますが、Airペイのほうが提携している決済ブランドが多く、インバウンド向けのブランドも豊富に対応しています。また、Airペイポイントを利用することでdポイントやVポイントなどの有名ポイントブランドシステムも利用できるようになります。
決済手数料も0.01%ですがAirペイのほうが安いです。
Airペイは現在キャンペーン中です。iPadと決済端末の2つが無料でもらえます。初期費用0円で始められる、絶好の機会です。台数制限があるので、ちょっと気になったらとりあえず相談がオススメです。
スマレジで出来ること
Airレジで出来ないこと、例えばテイクアウト向けやタブレットレジを利用したテーブルオーダー、事前決済や予約システム、整理番号の発券など様々な機能を拡充したい場合はスマレジがオススメです。
スマレジは外部連携に強いタブレットレジのためできることが豊富です。また、様々な企業が作っているシステムと連携できるため、システムの進化スピードも速いです。QRコードのオーダーシステムとの連携もかなり早い段階から提供していました。
スマレジは基本機能無料
スマレジは無料で基本のレジ機能はすべて使用できます。その後、ほしい機能に合わせて、有料プランへの加入や機能を拡張していき、お金が追加されていきます。
例えばQRコードを利用したオーダーシステムの利用はスマレジの無料プランから連携できますが、連携する拡張機能は月額1万円~のシステム利用料を払います。
タブレットのテーブルを導入したい場合はフードビジネスプランの月額12,100加入して、端末台数ごとの料金を払うなど、欲しい機能に合わせて、拡張していきます。
テイクアウト向けのアプリも豊富です。たとえばL.B.B.Cloudというシステムは注文システムに特化しています。月額13,200円~利用でき、テーブルでのQRコードからのオーダーはもちろん、LINEや自社サイトで公開しているQRコードを通して、遠隔での注文、遠隔での決済完了などができます。お客さんは自宅から注文したものを受け取りに行くだけ、といった運用も可能です。
連携できるキャッシュレス決済も豊富
スマレジはさまざまな決済サービスと連携できます。スマレジが提供しているスマレジ・PAYGATEはもちろん、Square、stella terminal、STORES決済など様々な決済サービスに対応していますが、スマレジを使用する場合はとくにこだわりが無ければスマレジが提供しているPAYGATEがおすすめです。
月額3,300円かかりますが、連携費用は無料、決済手数料も2.90%~とかなり安くなっています。
いろいろと書いてきましたが、どちらのレジも飲食店におすすめです。
Airレジは個人店~小規模なお店向け。従来のレジでは物足りないので、売り上げの分析機能を追加したい、テーブルからの注文をQRコードを使った形式に変えたい、といったちょっと便利にしたいというお店にはAirレジがオススメです
スマレジは個人店から中規模なお店まで対応しており、テイクアウト用の運用もOK。2店舗以上展開しているなら、スマレジの方が融通が利きますよ。

