STORESとは？商売繁盛につながる５つのサービス

こんにちは。今回はSTORESの導入を考えているけど、いまいちどんな会社かわからない、という人向けにSTORESで提供しているサービスを紹介しています。

STORESはネットショップが強く、それに付随するサービスを提供する会社ですが、最近新しいプランなどが加わり、POSレジやキャッシュレス決済のプランなども強化され、総合的にとてもおすすめの会社です。

そこで、今回はSTORESで出来ること、お得なプランについて紹介していきます。

STORESの主なサービス

• ネットショップ
• キャッシュレス決済
• 予約システム
• POSレジ
• ブランドアプリ

この５つを主に提供しています。利用料は基本無料ですが、会計ごとの手数料やオプション、上位プランで費用が掛かる仕組みとなっています。価格は競合他社と比べるとかなりリーズナブルとなっていて、中小企業に強い支持を受けています。また、STORESも中小企業を強くサポートするためのプランを提供しています。

STORESが提供しているサービス5つの概要、メリットを簡単に紹介します。

①STORESネットショップ

STORESのネットショップは有名ですよね。オンラインストアを簡単に開設できるサービスです。

自社のHPを作るようにネットショップを作ることが出来ます。デザインのカスタマイズが直感的で、専門知識不要。商品登録から決済設定まで数分で始められます。大手ECモールに出店するのとは違い、STORESが提供するテンプレートを使用して構築するので、カスタマイズが直感的で、専門知識不要で、独自性の高い販売サイトを作ることが出来ます。独自ドメインも使えます。

一方で、大手ECモールのように既存客はいないので、自社で集客する必要があるというデメリットがあります。

無料プランと有料プランがあります。主な違いは以下の通りです。

無料プラン	有料プラン
月額料金0円	月額料金3,480円
決済手数料5.5％	決済手数料3.6%
独自ドメイン×	独自ドメイン〇
代引き×AmazonPay×	代引き〇AmazonPay〇
配送日指定×	配送日指定〇
送り状CSV×	送り状CSV〇

ざっとこのような違いがあります。無料プランは独自ドメインが使えないので、こだわったサイトを作りたい、お店の名刺代わりとして使用したい場合は注意が必要です。決済手数料の差は1.9％です。20万の売り上げで、3,800円の差額が生まれます。１月あたりの売り上げが20万超えてくるなら迷わず有料プランを選択しましょう。

また、月額料金を年払いすると、月あたりの利用料は2,980円になります。年払いの場合は、15万円を超えたあたりから、有料プランを使用した場合と無料プランを使用した場合の利用料の額が逆転します。

STORESネットショップはこんな人にオススメ

• ネットショップを安く運用したい
• 実店舗とネットショップを連携したい
• キャッシュレス決済を安く使いたい

STORESのネットショップは安いです。すでに顧客がいる、SNSで集客をかけることができるといった人にオススメします。また、STORESレジとの連携、STORES決済の導入もできるので、実店舗との連携を考えている方にもオススメできるツールです。

②キャッシュレス決済

STORES決済はキャッシュレス決済を導入できるツールです。STORESの柱事業の一つです。こちらを導入することで、お店に来たお客さんがクレジットカードや電子マネー決済を利用できようになります。キャッシュレス決済は急速に普及しているため、導入する方も増えています。

また、STORES決済では2024年の12月から中小企業むけプランが始まり、より利用しやすくなりました。

現在、STORES決済には2つのプランがあります。

• 決済手数料3.24%。月額固定費0円
• 決済手数料1.98%～。月額固定費3,300円

このどちらかです。

②のプランは大変お得なのですが、利用条件があり、中小企業限定です。中小企業とは国が定める定義に当てはまる企業のことですが、基本的には対象ですが、大手企業の子会社、フランチャイズなどだと個人事業主であっても対象外となりますので、注意が必要です。

対象のキャッシュレス決済は画像の通り。広い範囲で対応しています。

STORESはどちらかというと中小向けに強いので、中小支援プランが使えない場合はスマレジなど大手の企業に手厚い企業がおすすめです。

③予約システム

STORESは予約管理システムも提供しています。エステやジムの予約、来店予約、習い事の予約などの予約を顧客がオンラインで行うようにする仕組みです。

予約システムは有料のものが多いですが、STORES予約システムには無料プランがあります。ですが、月間予約受付が50件まで、公開できるページが２ページまでと機能に制限があるので、少し試してみて、使い心地がよければ有料プランに切り替えていくことになります。

予約システムの無料プランで出来ること

• ネット予約・アプリでの予約・Googleからの予約
• ネット上での事前決済
• 月謝コンテンツの販売
• キャンセル申請・予約変更
• 予約の自動リマインドで予約忘れ防止も

予約システムの無料プランで出来ないこと

• 月５０件を超える予約受付
• 月謝制を利用した予約
• 担当の指名予約
• 顧客のブロック機能

無料版で出来ないことは有料版で出来ます。月額費用は9,790～77,000円まであり、段階を踏んでできることが増えていきます。

詳しい料金・出来ることはこちらからご確認ください 

④POSレジ

STORESのPOSレジはiPadにアプリをインストールして使用するタイプのPOSレジです。いわゆるタブレットレジで、近年その導入のしやすさ、安さが人気で、中小企業を中心に広く普及しています。

STORESのPOSレジには2つのプランがあり、

• 完全無料のフリープラン
• 4,950円の有料プラン

に分かれています。どちらでも問題なく使用できますが、フリープランには使用制限があります。大きな違いはバーコードスキャンが出来ないこと。なので、商品点数が多く、バーコードを使用して商品を管理する場合は有料プランを選択します。

有料プランは月額4,950円ですが、月額3,300円の中小支援プランの中にこの有料レジプランが含まれており、3,300円で有料レジが使えます。なおかつキャッシュレス決済端末や決済手数料がお得になるすごいプランですが、中小企業しか使用できません。

利用を考えている場合はSTORESに相談して使えるか確認しましょう。適応範囲は広いので、おおよその企業が使えます。相談はもちろん無料です。相談の申し込みはこちらから→

中小企業支援プランとは

ここでいったん、何度か出てて来ている中小企業支援プランについて説明します。中小企業支援プランは2024年の12月から始まった、月額3,300円の固定費がかかるプランです。固定費はかかりますが、その分メリットも大きくなっています。

主なメリットは3つ

• キャッシュレス決済手数料が通常3.24％の1.98%～に減額
• 19,800円の端末代が0円
• 4,950円の有料POSレジが0円

といったメリットがあります。デメリットは12か月利用縛りで、それ以前の解約で違約金がかかります。

ランニングコストが3,300円かかる代わりに、もろもろがお得になるプランです。POSレジの導入、キャッシュレス決済の導入を考えている事業者の方に強くオススメできるツールとなっています。

⑤ブランドアプリ

STORESのブランドアプリとはお店専用のアプリを低価格で作成するサービスのことです。

ある程度のテンプレートがあり、それを相談しながら組み替えていく仕組みです。

アプリの中に組み込める機能は

• STORESやShopifyなどのECショップの表示
• ECと実店舗の顧客情報の統合
• プッシュ通知などの販売促進
• ポイントの付与、購入額などに応じた会員ランクなどの創設
• STORESだけでなく他のPOSレジとの連携

など様々な機能が埋め込めます。

実店舗販売だけでなく、ECショップに進出されたお店に特におすすめで、新商品などをアプリのホーム画面で紹介するなど、お客さんの来店を待たず、アプリを開いてもらうだけで宣伝できるメリットがあります。