今回は飲食店でSquareの導入を考えたとき、どんなことが出来るのか、気になりますよね。SquareはAPIを開放しているので、一通りの外部ツールと連携できるため、実は出来ないことはないんですが、提携していないツールは自分で設定しなければならないので、ちょっと難しいですよね。
そこで、今回は特に知識が無くても導入できる、Squareが用意しているプランを中心に、飲食店回りのことを紹介していきます。費用なども詳しく書いていきます。
とにかくfuntoを導入しよう
Squareでは飲食店向けの機能をいろいろ用意していますが、当サイトではfunfoの導入をオススメしています。Squareもfunfoとの連携を強化しています。
funfoとは

funfoはQRコードを使用した店内モバイルオーダーシステムを主軸に店外モバイルオーダー、モバイルオーダー決済、LINE連携、POSレジなどを提供しているブランドです。
funfoを導入することでPOSレジ、いま流行りのモバイルオーダー、テイクアウトの仕組み、商品完成後の通知システムを導入することが出来ます。
しかも、この機能が無料で使用できます。無料で完成度が高い仕組みが使えるので、QRコードを使用したオーダーシステムを構築したいなら、迷わず導入してほしいブランドです。
SquareのQRコード注文は微妙
SquareでもQRコードを使用したオーダーシステムを用意していますが、ネットショップサイト用のシステムを応用する形となるので、レイアウトがいまいち、費用もかかるのであまりオススメしません。せっかく高性能のものが無料で使用できるを利用しないのはもったいないです。
funfo×Square決済は相性最強
funfoにSquare決済を紐づけることで、事前決済やテーブル決済、キャッシュオンの仕組みをデジタルでも実現できるようになるので、立ち飲み屋やイベント運営などでも活躍できます。
Square決済ではfunfoについても合わせて相談に乗ってくれるので、まずは相談してみるのもあり。正直、飲食店向けの機能はfunfoとSquare決済の導入でほぼそろいます。
キオスクの導入でセルフオーダー

パン屋さんやカフェといったお店の中にはセルフオーダーシステムを導入したいと考えているお店も多いのではないでしょうか。
お店の入り口、レジの横に置いたタブレットからお客さんがセルフで注文、会計までしてくれたらラクですよね。
キオスクはそのシステムがキャッシュレス決済のみに対応した形で導入できます。現金まで対応すると非常に高額なので、現金の利用を除くことで安価で導入できます。キオスクアプリは1台当たり月額5,000円です。そのほか別途iPadと専用端末が必要で合わせて88,780円が初期費用でかかり、10万円切るかたちでセルフオーダーが実現します。
ハンディ端末の導入
funtoでもiPadを使用してオーダーを取ることが出来ますが、ポケットに収まるハンディ端末を導入したい場合、SquareではモバイルPOSレジを流用します。
モバイルPOSレジをハンディ端末にインストールし、キッチンモニターとカウンターPOSレジに連携させます。
台数無制限で使用できますが、月額13,000円がランニングコストとしてかかります。
KDSでキッチンモニターの設置
受けた注文を自動的にキッチンに飛ばす仕組みもSquareでは提供しています。名前はSquare KDS。とはいえ、上記のものを導入したらついてくるので、POSレジからの注文やSquareネットショップの仕組みを使用して注文を受けるときなど、キッチンモニターに飛ばす仕組みがない時に導入します。
Square KDSは1台あたり月額3,500円かかり、2台以上導入したい場合は別途相談が必須です。
ネットショップ(QRコード注文)やハンディ端末などで注文したものが自動で送信され、POSレジにも集約されます。
Squareの飲食は小規模店舗向け
Squareは向いていない飲食店もあります。例えばテーブルごとに端末を設置するタイプのセルフオーダーシステムは提供していないので、ちょっと体力のある飲食店向けではありません。
どちらかというとテイクアウト向けをメインにしているような小規模店やカフェ、QRコードを使用したオーダーシステムを主軸にしたい規模のお店向けです。
とくにfunfoとSquare決済の組み合わせは最強ですし、セルフオーダーシステムの中で、キオスクは格安です。
安いランニングコストで、お店の運用を盛り上げたい飲食店に、Squareは向いています

