アパレルや雑貨などの小売りの業態は大量の商品を扱うので、在庫の管理がとても大変です。POSレジを使うことで、その手間が激減します。
POSレジには販売した商品を記録することができます。この機能を利用し、販売した商品と在庫情報を連携させ、残りの在庫数を自動集計することができます。それにより、現在の在庫状況をどの店舗からもリアルタイムで確認することができ、いま販売できるかの確認、棚卸しなどに役立ちます。
このようなレジの販売記録と在庫履歴を自動で集計し、在庫管理する機能は多くのPOSレジでついています。
店舗での在庫管理ではそこまで差がないのですが、ネットショップまでとなると少し差が付きます。ネットショップと連携できるものが多いのはスマレジです。BASEやShopify、yahoo!ショッピング、楽天市場などのネットショップの在庫と連携でき、自動的に集計されるので在庫管理が非常に楽になります。
小売にスマレジがおすすめの理由
当サイトではスマレジをオススメしています。
スマレジは外部連携に強い！
スマレジは外部連携に力を入れています。独自のプラットフォームで100ほどのアプリを公開しているほどです。
このアプリはスマレジをより便利にしてくれるものばかりですが、ネットショップと連携するアプリもあり、BASEと連携するもの、Shopifyと連携するものなどがあります。新しいショップが生まれると利用者が多いものでは連携用のアプリが出てくるので、次々に移り変わる世情にしっかり対応してくれるます。
複数のネットショップを利用することももちろんできます。
在庫管理にはリテールプランの契約が必要
在庫管理を利用するにあたってはスマレジの最上位プランのリテールプランを契約する必要があります。月額13,200円です。金額としては高いので、在庫管理にかける時間の短縮と1万強の経費。どちらにメリットがあるか検討してから導入しましょう。
スマレジで出来る在庫管理
棚卸
棚卸ではバーコードをスキャンすることで商品数の把握が行えます。瞬時に商品を把握できるので、あとは販売個数と在庫数があっているか確認し、足りない場合などは欠品処理をします。
在庫変動履歴
こちらは記録です。在庫数がグラフになるので在庫数の変動を視覚的に核にすることができ、少なくなったものの発注の助けになります。
店舗間移動
A店舗からB店舗に移動する場合、それぞれの店舗で処理をする必要はなく、管理画面から店舗間移動の登録を行うだけで完了します。
発注・入出荷
発注情報を登録すことができ、どの店舗にどの程度発注したか、入荷するか、出荷するかなどを登録することができ、担当者はこのページを見ることで把握できます。
これらの機能は1店舗だけでなく、複数店舗、ネットショップと連携して行うことができ、一括管理ができます。
さらに追加料金がかかりますが受注管理があります。
受注管理では受注を受けると自動で取込、出荷までのステータスを管理します。
ステータスの管理とは「入金確認」「出荷待ち」「出荷済み」というECサイトに必須の機能です。その後、入金・在庫の確保が完了すると、フラグが付き、出荷できる商品の把握を助けます。
さらにメールの文面の自動化や納品書の出力も行うので、発送までの作業がとても管理しやすくなります。
ネットショップを加味しないならユビレジも
ECサイトの導入予定がないがないなら、ユビレジもオススメです。ユビレジで出来ることとスマレジで出来ることに大きな差はありません。
在庫の販売数の確認、データの集計、発注情報の登録などおおむね一緒ですが、ユビレジではバーコードのない商品でも独自のバーコードを作ることができます。手作りのアクセサリーなどオリジナルの商品を扱っている場合、バーコードがない商品を取り扱っている場合、ユビレジの導入は便利です。
また、スマレジより月額料金が安くなっています。月額11,400円ほどとランニングコストが2,000円ほど安くなります。
当サイトのオススメはスマレジ
ランニングコストは少し高くなってしまいますが、当サイトはスマレジをオススメしています。
ネットショップへの進出のハードルは近年グッと下がっています。大手のBASEなどは初期は無料です。売れたら手数料がかかるというもので、うまくいかなければすぐに撤退すればいい。そんなプランになっています。同じく大手のshopifyは日本円換算で月額3000円ほどです。
各ネットショップは自分でサイトを作る必要はなく、用意されたベースを使用しすぐにお店が開けるので、お客さんに人気のものだけネットで売る。SNSで反応がよかったものをネットで売る。そんな時代になっています。
店舗での実販売をするうちに、ネット販売を始めたくなった。ネットから実店舗に進出する。こういったことがいつ起きてもおかしくないので、未来を見据えネットと実店舗が連携しやすいスマレジがオススメです。