IT導入補助金の申請には期間がある?!申請のための基礎知識

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今年度(2025年)の申請期間は12月2日までです。申請には必要な準備がいくつかあります。利用を考えているなら、今すぐの相談がおすすめです。⇒スマレジでIT導入補助金の相談をする

IT導入補助金は中小事業者がITツールを導入する際に最大75%補助するという補助金です。補助額が大きく、毎年予算がついている制度なので、知名度がとても高く、利用希望者の多い制度です。でも、いざ使おうと思うといくつか条件があり、対象外の場合も。自分のお店が当てはまるか、簡単に確認して、大丈夫そうなら申し込みに進みましょう。

今年度の申請期限が近づいてきました。IT導入補助金はPOSレジなどのITツール販売事業者と一緒に申請を行う仕組みとなっています。締め切りギリギリに始めても間に合わない、といったことが考えられるので、早めに申し込んでください

目次

IT導入補助金とは

IT導入補助金はIT化が進む社会において、中小事業など資本力が大きくない事業者のために用意された制度です。「簡単に言ってしまえば、国のIT化に、みんな補助金使ってついてきてね」という制度。

インボイスが始まるのに合わせて、2024年からはインボイス枠が設けられ、インボイス対応ためのPOSレジ導入にはより大きな金額が出るようになっています。世相が反映されるのもIT導入補助金の特徴です。2025年はインバウンド向けツールも多く反映されてきています。

申請スケジュール

IT導入補助金は年度によって申請スケジュールが変わります。その都度確認をしていくことが必要で、2025年度は最終締め切りは12月2日となりそうです。最新のスケジュールは公式サイトでご確認ください⇒

下記の画像は2024年度のもの。今年のスケジュールは去年よりも長くなっています。

IT導入支援事業者とは

IT導入補助金は使用したい事業者が直接国に申し込むのではなく、国から認定を受けたIT導入支援事業者を間に挟みます。このIT導入支援事業者は補助金対象のITツールを提供している企業が兼務している場合が多く、スマレジもIT導入支援事業者の認可を受けています。

IT導入補助金には上記画像のように大きく分けて3つの組織がかかわっており、これらの間で複数の手続きが経て交付認定を受けます。なんだか複雑に見えますが、私たちの手続きはそれほど難しくありません。

IT支援事業者(スマレジ)が教えてくれる通りに準備を進めればOK。手続きにはお店(自分)、スマレジ(POSレジ販売会社)、政府(補助金申請支援事業者・補助金事務局)といった3つの間でやり取りがあるんだ、ということをイメージできればもう完璧です。

導入までの流れ

STEP
導入するPOSレジを決める

IT導入補助金を申請するための最初の1歩は導入するPOSレジを決めることです。

IT導入補助金はすべてのPOSレジソフトで利用できるわけではなく、補助金事務局から認可を受けているPOSレジソフトが対象です。このソフトはこうこうこうした理由で、利用者の利便性が上がるので補助金利用を受けるITツールに足るよ~という申請をして、そうだね、いいソフトだね、と事務局から認められたソフトだけが補助金の交付を受けられます。

そのため、利用できるPOSレジと利用できないPOSレジがあります。スマレジ以外で補助金の利用が出来るPOSレジはいくつかあります。たとえば、ユビレジやワンレジ、USENレジなども有名です。同じく有名なAirレジとSquareですが、どちらのソフトも利用料金が無料なため、IT導入補助金の利用条項を満たしておらず、補助金の対象外。レジ回り周辺機器も対象外なので、これらを導入する場合は100%自費での購入となります。

IT導入補助金を使用しての導入は有料ソフトの購入が必須!月額利用料の場合2年分が対象で、2年分を75%~80%の補助の対象で、周辺機器購入費用も50%の補助が受けられます。

STEP
POSレジ会社に相談に行く

導入するレジを決めたら、導入相談をします。導入相談は基本的にどのPOSレジ会社でも行っているので、それぞれの会社ごとでしましょう。

例えばスマレジでは最初の相談ではオンライン相談ショールームでの相談が選べます。お店に合う構成などを聴いた後、IT導入補助金の利用を相談しましょう。その際、自分のお店はIT導入補助金が使用できるか否か、利用した場合はいくらかかるのか、忘れずに確認しましょう。

attention!利用条件

IT導入補助金には利用条件があります。すべての人が使用できるわけではなく、中小企業や小規模事業主が対象。IT化が進む社会に乗り遅れないことを目的とした補助金なので、大企業など体力がある事業者は対象外です。

具体的には

スクロールできます
業種資本金従業員数
製造業・建設業・運輸業3億円以下300人以下
卸売業1億円以下100人以下
サービス業5,000万円以下100人以下
小売業5,000万円以下50人以下
ゴム製品製造業3億円以下900人以下
ソフトウェア業・
情報処理サービス業
3億円以下300人以下
旅館業5,000万円以下200人以下
その他の業種3億円以下300人以下

分類なのでわかりにくいですが、飲食店は旅館業、アパレルは小売業に分類されます。大企業と呼ばれる規模でなければ対象なので安心してください。さらに詳しい規定は補助金事務局のサイトでご確認ください。

また、開業から1年未満の事業主は対象外なので、お店の開店と同時に開業届を出す、といった方は対象外なので注意が必要です。

STEP
POSレジの注文

導入したいPOSレジを決めたら注文をします。様々な手続き後に注文してもいいですが、POSレジは納期までにおおよそ1ヶ月ほどかかります。後回しにするほど利用できる時期が後ろにずれていき、また、最終的な申請は購入明細がないとできません。

STEP
細かな申請書類などの準備

POSレジを注文したら、納期までの時間を使って、申請書類を準備していきます。

法人の場合

  • 履歴事項全部証明書(法務局で入手)
  • 納税証明書(税務署で入手)

個人事業主の場合

  • 身分証明書
  • 確定申告書B
  • 納税証明書(税務署で入手)

このほか、いくつかの書類の記入、行政用のアカウントの作成、ちゃんとやっていますよ、といった宣言を行う必要があります。

  • gBizIDプライムの取得 ※取得まで2〜3週間程
  • みらデジ経営チェックの完了(gBizIDプライムの取得後申請可能)
  • 「SECURITY ACTION」 ※取得まで1週間程
  • 交付申請支援に纏わる誓約書 記入
  • IT導入補助金_事前チェックリスト 記入

これらを用意するのはそこまで大変ではないのですが、申請から取得までに時間がかかるものもあるので、POSレジ注文後速やかに行うのがオススメです。

手続きはそれほど大変ではないのですが、申請から取得までに時間がかかるものもあるので、すべて完了するまでに1ヶ月弱かかります。また、POSレジの納期も1ヶ月弱かかるので、setp3.step4は同時進行がオススメです。並走の場合は1ヶ月後、step4⇒step3と進める場合は開始から2か月ほど後にPOSレジが使えるようになります。

STEP
事務局へ実績報告

最後に納品が完了したらスマレジ納品後、実際に支払いをしたという書類や設置した機器の写真などを補助金事務局へ提出します。虚偽申告ではないですよ、という証明書みたいなもの。これがないと補助金の支給が認められません。

STEP
補助金を受け取る

すべての書類の提出が終わり、補助金受給の要項が認められると補助金が支払われます。補助金は後払い。導入の意思を示してから受給まで半年ほどかかります。申請~受理に意外と時間がかかります。

補助金の申請をサポートしてもらおう!

ざっと流れを説明しましたがいかがでしたか?IT導入補助金に限らず、補助金の申請はちょっと複雑です。慣れてしまえば簡単という声もありますが、調べながらやるのが普通です。ですが、IT導入補助金にはスマレジなどの支援事業者がついているので、申請のサポートをしてもらえます。

さすがに代理申請はできませんが、それに近い形で申請を一緒に並走してくれるので、手続きに困ったらすぐに相談が可能です。また、スマレジは複数の支援事業者を束ねる幹事会社(中小店舗DXコンソーシアム)としても認められています。POSレジで使用する追加機能のアプリ代も補助金利用が出来るので、POSレジをより便利にしたい人にもオススメです。

IT導入補助金を使えるPOSレジ

最後にIT導入補助金を使えるメジャーどころのPOSレジを3つ紹介します。

スマレジ

スマレジは拡張機能に優れたPOSレジです。ちょっと物足りない、手作業で行っている作業を自動化したい。といった要望に応えてくれるPOSレジです。有料プランには365日毎日つながる電話サポートがついているので、導入初期のトラブルが多い時期に安心です。

また、スマレジには無料プランが存在します。補助金を利用して有料プランで申し込んだとしても、無料プランへのダウングレードは可能です。経営が思ったようにいかず費用を抑えたい、そこまでたくさんの機能を求めていない、っと感じたら2年後に無料プランに移行し、費用の削減すること可能です。スマレジは無料でも基本的なレジ機能はすべて使用でき、問題なく使用できます

ユビレジ

ユビレジは基本のレジプランが月額6,900円で使用できます。そのほか飲食店向けプランと小売店向けプラン、サービス業向けプランがあり、それぞれ追加料金がかかります。

料金プランがシンプルで、選びやすいのが特徴です。スマレジと比べると機能面の充実さは減りますが、その分悩む必要がなく、シンプルで使いやすいという魅力があります。お試しプランやトライアル利用が出来、導入の検討段階で実際に試すことが出来るので、少し悩んでいるなら申し込んで、使い心地を確かめてみるのもあり。99%の継続率(公式HPより)を誇るサービスをぜひ試してみましょう。

Uレジ

UレジはUSENが提供するPOSレジです。POSレジのみの利用も可能ですが、USENにはお店のOPEN時に導入したいサービスの提供も行っています。カフェなどで必須となっているwifiの設置(お客さん用と業務用の切り分け)や音楽配信の利用など、お店に導入して居心地のいい空間にするための設備を提供してくれます。

もちろんその分費用はプラスに掛かりますが、初めての出店などでどのように運用していけばいいのかわからない、開店準備をまるごとサポートしてもらいたい、といった要望に応えてくれます。

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