お店にキャッシュレス決済を導入すると決めたけど、キャッシュレス決済を提供している決済サービス会社が多くて、どれを導入したらいいか、困ってしまいますよね。
そこで、今回はお店の形態に合わせたぴったりのキャッシュレス決済を紹介します。
迷ったらSquareがおすすめです。Squareは対応している決済ブランドが多く、ランニングコスト0円で運用できるのが魅力です。また、POSレジやECサイト運用、予約システムなどお店の運用にかかわるシステムをSquareはキャッシュレス会員向けに無料、または非常に安い価格で提供しています。
お店を始めるためのツールがすべてそろっています。これからお店を開く方におすすめのブランドです。
いま使っているPOSレジがあるなら会社を合わせよう
お店の形態に合わせたキャッシュレス決済を紹介する前に、一点注意してほしいのが、いま使用しているPOSレジがあり、そのPOSレジの変更予定がないなら、使用しているPOSレジと連携できるキャッシュレス決済を選ぶ必要があります。というのも、キャッシュレス決済はどのPOSレジとも連携できるわけではなく、POSレジの提供会社とキャッシュレス決済の提供会社が「一緒に頑張っていこうね」と業務提携をしているもの同士が連携可能です。
POSレジとキャッシュレス決済はとても親和性が高いです。親和性が高いので、POSレジ会社がキャッシュレス決済を提供する決済サービス会社を運営していたり、決済サービス会社がPOSレジを出していたりしますので、特別なこだわりが無ければ、使用しているPOSレジ会社が推奨しているものを導入するのがおすすすめです。キャッシュレス決済はどのメーカーもそれほど機能は変わりませんし、ブランドごとに同時に申し込みお得な特典を付けていることが多いので、まずはそちらを確認してみましょう。
POSレジとキャッシュレス決済端末は連携しなくても実は使えます。なので、お気に入りのPOSレジとキャッシュレス決済端末を導入することも可能です。
デメリットは大きく２つあります。
- POSレジでの会計処理後、キャッシュレス決済端末に再度金額を打ち込む必要がある。
- POSレジの会計処理とキャッシュレス決済の処理が連動していない
連動していないので、その分手作業カバーする必要があります。金額の突合する手間がかかり、削減できるはずの時間が…、となりちょっともったいない。金額も別々で導入する方が高くなりがちなので、あまりオススメできません。
飲食系のお店・個人店・移動販売店にAirペイがオススメ
飲食系でそれほど規模が大きくない、個人店やキッチンカーなど移動販売店にはAirペイをオススメしています。Airペイは対応決済ブランドが多く、決済手数料が安く、ランニングコストがかからないのが魅力です。
対応決済ブランドが多いので。日本人は持っていないけれど、インバウンドのお客さんがよく持っている海外でメジャーな決済方式にも対応しており、ふらっと訪れる海外のお客さんにも対応できます。
同じグループ会社のAirレジとの連携に対応しており、Airレジは飲食店向けの機能が豊富です。人気のQRコードを利用したテーブル注文にも対応しています。
また、最近始まったお店のiPhoneで行うタッチ決済にも対応しているので、wifiを使わずSIMによる通信で決済ができ、移動販売や野外イベントにも向いています。ランニングコストがかからないので、普段は引き出しに入れておいて、必要な時に取り出してくることも可能です。
Airペイは頻繁にキャンペーンを行っている会社ですが、現在は申込者にキャッシュレス決済端末を台数限定でプレゼントしています。
キャッシュレス決済端末がもらえるので、手持ちのiPhoneなどを使って決済を行えば初期費用なしで導入できます。
Squareはオールラウンダー！ECを見据えた小売り・アパレル、個人エステなどのサロン、テイクアウト専門店などにおすすめです
Squareは決済端末のデザインがおしゃれなのと、ECサイト運用や予約システムの管理などお店の運用にかかわるツールを無料、または非常に安い価格で提供している点が、他のキャッシュレス決済ブランドにない魅力です。特に関連ツールがどこよりも安いです。これらのサービスの利用条件はSquareを使うことです。
アパレルや雑貨などを扱っていると、ネット展開を視野に入れる方も多いと思いますが、有名ECサイトは基本的に売り上げに応じて手数料がかかったり、月額利用料がかかったりします。
こうしたサイトを利用したほうが新規のお客さんへのアクセスは多いのは事実です。ですが、費用が気になるというかたも多いと思います。SquareのECは利用料は決済手数料のみ、売れたときにかかります。すでにお店のファンがいる、遠方のファンにもアプローチをしたい、集客はSNSで行う、といった方にオススメできるサービスです。
また、予約システムも無料で使用できます。機能を充実させる場合でも月額3,000円で使用でき、ここまで安いものはそうそうありません。キャッシュレス決済と連携させることで、事前決済、キャンセル料の請求などがオンラインで行えるようになるので、無断キャンセルにも対応できるようになります。集客をSNS中心に行っている個人エステ店や整体院、フィットネスジムに特におすすめです。
Squareのキャッシュレス決済端末は無料でECサイトが作れたり。予約システムが導入出来たりとキャッシュレス決済から離れた部分も充実していて、キャッシュレス決済を利用することでそれが無料で使えるのが最大のオススメポイントです。
さらにSquareの決済端末は非常におしゃれです。数ある決済ブランドの中でも一番といえるぐらい、とにかくスタイリッシュな外観で、カウンターにおいても無骨になりません。
かわいいだけじゃなく、機能も優れているからこそ、店内デザインにこだわっているアパレル系のお店や雑貨店、省スペースで運営している個人サロンなどにおすすめします。
2店舗以上・中規模以上のお店にはPAYGATE
すこし規模が大きなお店や2店舗以上のお店だと、上記2点だとレジ機能で物足りなさを感じる部分が出てくると思います。2つのサイトや見積りをしてみて、機能を見てみて、ちょっと物足りないな、と感じたらPOSレジはスマレジにして、キャッシュレス決済端末はスマレジが出している、PAYGATEにすると便利かも。
PAYGATEはスマレジから出ているので、割引プランもありオススメしていますが、Squareはスマレジと連携が可能で、レジ部分で物足りなさを感じたらSquareを使い続けながら、POSレジだけスマレジに乗り換える、といったことも可能です。
例えば大手ECと連携したい、整理券を配布したい、2店舗以上の在庫管理をしっかりさせたい、配送を外注したい、といったちょっとワンランク上の機能を有料でもいいから使いたい、と思ったらSquareレジでは満たせない機能があるので、スマレジがおすすめです。
スマレジの有料プランと契約している場合、PAYGATEの月額利用料が無料になるプランがありますが、PAYGATEは月額利用額が3,3300円かかります。月額料金がかかる代わりに、上記2つより決済手数料が安くなっており、クレジットカードの手数料が1.98%～と安くなっています。Squareが2.5%ですから約0.5%安い計算に。
これは1か月あたり、60万以上のクレジットカード決済がある場合にお得になる計算です。なので、複数店舗を持っていて、利用額が多いお店にはPAYGATEとスマレジをオススメしています。60万円に満たない場合はSquareを利用したほうがお得です。
PAYGATEの導入相談はスマレジで行います。同じ会社が運営しているので、窓口は一緒です。まずはPAYGATEの資料をダウンロードして、料金などの細かい部分の確認がおすすめです。
その後の相談はオンライン、またはショールームで可能です。導入相談、資料のダウンロードはすべて無料です
大手を使いたいならstera
steraは大手銀行のSMBCが手掛ける決済サービスです。長い経験があり、日本の企業に広く普及しています。
steraを使うならsteraパックがオススメです。steraパックはスマレジと同じように月額利用料が3,300円かかります。その変わりにvisaとMASTERカードの決済手数料が1.98%~と安くなっているのと替えのレシートが無料で提供されるのが魅力です。スマレジのPAYGATEと同じでお客さんの利用が多い店舗ほどお得な仕組みとなっています。そのほかの決済方式の手数料は2.48％～です。
steraは決済サービス会社で、少し前まではPOSレジを提供していませんでした。なので、他社との提携が豊富です。例えばビジコムが提供しているリアレジ、Ustreamが提供しているUレジやスマレジなどと連携が出来ます。steraと連携できるPOSレジは別途契約が必要で、無料のものもありますが、基本は有料です。どうしてもランニングコストがかかるので、個人店というよりは複数店舗を抱え、売り上げが伸びているお店におすすめしています。
迷ったらSquareがおすすめです。Squareは対応している決済ブランドが多く、ランニングコスト0円で運用できるのが魅力です。また、POSレジやECサイト運用、予約システムなどお店の運用にかかわるシステムをSquareはキャッシュレス会員向けに無料、または非常に安い価格で提供しています。
お店を始めるためのツールがすべてそろっています。これからお店を開く方におすすめのブランドです。