スマレジのプランは無料と有料合わせて5つのプランがあります。プランごとにできることが変わり、金額も合わせて変わります。
無料のスタンダードプランは永年無料で、追加料金はかかりません。無料でもできることは多く、会計にまつわるレジ機能の全て、分析機能、一部の拡張機能が使用できます。
小さなお店、個人店などではスタンダードプランだけで十分賄えているお店もかなりの数があります。
- レジ販売
- レシート印刷
- 点検・生産
- 取引履歴の閲覧編集
- 商品管理1000件まで
- 商品在庫管理
- 締め処理(日次・月次)
- 目標予算管理
- 売上分析(※月別分析はプレミアム以上)
- 免税販売対応
- カスタマーディスプレイ機能
- NON-PLU対応
こちらがスマレジスタンダードプランで使用できるレジ機能となります。
分析機能では月ごとの売り上げを見ることはできませんが、日ごとの売上を見ることができCSVをダウンロードできます。エクセルに慣れている人であれば月ごとに集計し直したり、傾向を洗い出したりなどの分析を自分ですることも可能です。
下の画像は分析画面のサンプルです。一日の合計が集計され、日別の売上合計を一目で確認できます。

商品別の売り上げを見ることもできます。

また曜日ごとに見ることも可能で、何曜日に売り上げが悪い。休みの日はよく売れる、といった情報をデータで見ることができます。毎日お店に立っていればおのずとわかる情報ですが、データによる裏付けで想像は事実になり、お店の方針の反映に使用しやすくなります。

こうしたグラフは特別な設定をしなくても、お会計履歴に合わせて自動的にグラフ化されます。
自動で作られるので、管理画面をひらけばいつでもデータに触れることができます。これは特別な知識がいらなくなり、データに慣れていない人でも、簡単なデータ分析を行えるようになったということ。時代の進みはすごいな、と実感出ずにはいられません。
そして、無料です。これまでは分析機能の導入には高いコストがかかりましたが、今は無料です。iPadにスマレジのアプリをインストールすることでスマホによく似た感覚で、手軽に利用できるようになりました。集計などの大変さ、コスト高だったためこれまで大企業の専売だったのが、いまでは低価格で、小さな個人店まで利用できるようになりました。
レジ販売で出来ること!
無料プランで使用できるレジ機能は有料プランとほとんど変わらず、同じものを使用します。
- 通常販売
- 部門販売
- 値引・割引販売
- 取置販売
- 会計保留
- セット販売
- バンドル販売
- オプション販売
- プロパー/セール販売
- 免税販売
- 軽減税率販売
- 個別会計
- 端数値引
- かんたん販売モード
- 取引メモ
- 取引タグ
上記のようなことができ、基本的な会計処理から、少し上の機能まで使用できます。
たとえば、飲食店で利用されることが多い個別会計。
インバウンド利用の多い店舗のために、免税販売設定。
飲食店のテイクアウトでは必須となる軽減税率販売。販売時に税率を選択する設定にするか、あらかじめテイクアウト用の登録と店内用の登録を分けて行い、販売することもできます。分けることで、テイクアウト情報を蓄積、テイクアウトの多い商品のあぶり出しなどの分析に役立てることもできます。セット販売、バンドル販売、セール販売はアパレルでは必須の機能です。セール期間や同時購入での割引率を付与でき、部門や入荷時期ごとにタグ(グループコード)をあらかじめ設定しておくことで、のちのち一括でセール価格を付与することができます。入力作業の手間を省くことも可能です。
スマレジのスタンダードプランはできることが多いですが、やはり有料プランはもっとすごい。上位プランでしか出来てできないことは多々あります。
2店舗目からは有料
スマレジでは複数のお店のデータをネットワーク上でつなげることができます。あのお店はお昼に調子がいい、とか、このお店は今月は成績が悪い。商品の在庫が足りないので、過剰になっているBの店舗から融通しよう。などの一元管理がそれぞれの店舗のレジがネットワーク上で繋がるので、できるようになります。が、これは有料プラン。
無料状態では1店舗のみのデータしか収集することができません。複数店舗でも別々のアカウントを作ればレジ機能を使うことできますが、これを合わせることはできません。
商品点数を1000件以上に
雑貨店などは商品点数が多くなりがち。無料プランでは1000件までしか登録できないので、運営しているうちに足りなくなてくることも。過去の商品を削除してもいいですが、有料プランでは商品登録を10万点まで行うことができます。
免税販売後の電子化
免税販売のための税抜処理などは無料でも問題なくできますが、それより先、提出のための電子化処理は有料プランとなります。免税利用のお客さんが多く、処理に時間が取らレテいるなら、有料プランにバージョンアップするのもあり。
外部システムと連携
スマレジはECサイトとの連携や会計ソフトとの連携など別会社の開発したシステムとの連携が優れています。飲食連向けの注文システムなども外部機能。こうした便利な機能を使用したい場合は有料プランとなります。
拡張機能はスマレジの真骨頂です。連携できる機能が非常に多く、ECサイトとも連携できます。ECサイトと連携できるPOSレジは限られているので、業務拡大を考えているならスマレジはとてもオススメできます。
結論から言えばスマレジの無料プランは非常に優秀です。無料プランではできないことはもちろんありますが、それでもスマレジの無料プランは他のPOSレジと比べて、できることが格段に多いです。
無料プランとはいえ、他社の有料プラン並みの機能を備えています。
まずは無料で試してみて、やりたいことが増えた、機能が足りない、ECサイトを解説したい、手厚いサポートが欲しい、といったニーズの変化に合わせて有料プランの導入を考えることができます。
まずは資料をダウンロードして、どんなことができるのか。自分のお店に合っているのか。ぜひ確認してください。

