QRコードをテーブルに置き、お客さんのスマホから注文をしてもらうオーダーシステムは近年急速に普及しています。
先に台頭したテーブルごとに端末を置き注文してもらうシステムと比べて、ランニングコストが非常に安く、小規模店舗でも導入できるのが魅力。
多数のブランドが台頭し、一部では制限付きではありますが、無料で運用できるものも出てきています。
QRコードを使用した注文とは

画像のような幾何学模様の四角い画像。これがQRコードです。
このコードをスマホで読み取り、注文を行うシステムがQRコードを使用したオーダーシステムです。定員が介することなく、お客さんだけで注文まで完結するのが魅力です。
このオーダーシステムは人気ですが、正式名称がありません。そのため、QRオーダーやQRオーダーシステム、QRコード注文、モバイルオーダーなど各社で呼び方が違い、ちょっとだけ混乱のもとになっています。
多くの店で導入されているのに、いまだにふわふわした名前となっていますが、本記事ではQRコードオーダーと表記していきます。
無料で使えるQRコードオーダー
まずは無料で使用することのできるブランドを2社紹介します
無料で使えるイージーオーダー
イージーオーダーは近年登場し始めたブランドで全機能無料で使用することが出来ます。しかし、その代わりオーダー画面に広告が入ります。お店のメニュー画面に広告が入るのをヨシとするかはお店次第ですが、ちょっとブランドの価値は下がるかもしれません。
広告なしの場合のランニングコストは月額13,000円と他社とそれほど変わりません。この金額なら別ブランドのQRコードオーダーの方がおすすめです。
無料で使えるL.B.B.Cloud
L.B.B.Cloudで無料版が始まりました。L.B.B.Cloudは高機能なオーダーシステムの構築ができるブランドです。
0円プランではQRコードオーダー、キッチンモニターへの注文の送信、テイクアウト注文の受注、定員さん向けのハンディ端末の運用、商品の完成を店内モニターに表示・SNSやメールに通知を送るといったことなどが出来ます。
無料でここまで使えるの?!というほど充実しているので、QRコードオーダーの導入を考えているなら、まずはアカウント登録をして触ってみてもいいかも。
無料で使えるfunfo
funfoも無料プランが存在する高機能なオーダーシステムが構築できるブランドです。
0円プランではQRコードオーダー、キッチンモニターへの注文の送信、テイクアウト注文の受注、商品の完成を店内モニターに表示・SNSに出来上がりを通知することが出来、LINE上でのオーダーシステムの構築も可能なので、LINE友達獲得にも使用することが出来ます。
こちらもL.B.B.Cloud同様に無料でここまで使えるの⁉と驚きの機能なので、まずはアカウントを作成して、触って試してみてください。
有料で使うQRコードオーダー
次に有料プランのみのQRコードオーダーを紹介します。どれも多機能で、人気のブランドです。
有料で始めるQRオーダー
QRオーダーは大阪・関西万博の会場でも導入実績があり、大手でも利用されているオーダーシステムです。
月額利用料は11,000円ほどから。そのほかアカウント発行費用などで初期費用で79,200円がかかるの導入コストは少し高めなので、初期費用が余裕!と笑い飛ばせるお店向け。
初期費用には導入時のあれやこれ、商品やテーブル登録などの各種設定、操作方法のレクチャーなどが含まれており、最初の設定に不安がある人にも安心仕様となっています。
初期費用が掛かるので、最低利用期間などはなく、途中解約による追加費用もかかりません。
LINE連携ばっちり注文くん
注文くんは最近よく見かけるようになったLINEアプリ連携前提の注文システムを扱っているブランドです。注文のためにQRコードを読み取ると、LINEアプリに飛び、お店のアカウントを友達追加後、オーダー画面に進める仕組みです。
オーダー効率を上げるだけでなく、同時にお客さんのアカウントとつながることが出来るので、お客さんにアクセスできるツールとして活躍します。LINEのシステムを通してキャンペーン情報などをプッシュ通知できるのが魅力です。
一方で個人情報の扱いに敏感な昨今、お客さんの中には不快感を感じる方も少なからずいます。そういった方に配慮したブラウザ版の対応もあるので、自分のお店にあった機能を選択することが出来ます。
月額費用は13,200円から。1か月無料で使えるお試し期間がありますが、継続利用前提となっており、6か月間の最低利用期間が設定されています。
食べログオーダー
食べログオーダーは食べログが提供しているオーダーシステムです。
月額16,500円で他よりちょっと高めですが、アプリの使用料だけでなく、ホールスタッフ向けのハンディ利用料、24時間365日対応のコールセンター費用まで含まれているので実は破格。365日24時間対応しているコールセンターはそうそうありません。
ITツールに不安がある人に力強くオススメしたいブランドです。
オーダーシステムの選び方
- お店にあった月額利用料
- お店にあったオーダーシステム
- お店にあったサポート体制
オーダーシステムの選び方はいくつかありますが、お店にあったものかどうかは使ってみなければわかりません。
なので、当サイトではfuntoをオススメしています。大枠の機能が無料で使え、物足りなさを感じたら課金で充実した機能が使うことが出来、有料版も次の段階が4,950円でその次が9,900円とランニングコストが非常に安いです。
POSレジ機能、店外注文、出来上がりの通知、LINE連携なども備えています。
非常に安くキッチン周りを整えることが出来るので、初めて導入するお店におすすめです。POSレジの機能まで備わっているので、funtoですべてをまかなえるお店も多いと思います。
一方で、キャッシュレス決済は提供していないので、Squareとの契約は必須。Squareは中小企業向けのプランがあり、対面での決済手数料が2.5%~に。非常に安く、Squareとfunfoはお互いの連携を強化しているので、どちらから始めてもOK。
funfoは審査なしでアカウントを作れますが、Squareはキャッシュレス決済の導入なので審査があります。まずはSquareでキャッシュレス決済を導入して、Squareからfunfoを紹介してもらうものいいかも

