ネットショップから実店舗に、実店舗からネットショップに進出する際に気になるのが在庫管理ではないでしょうか。今まで１つだった店舗が２つに増え、ただでさえ大変だった管理がさらに複雑に。
そこでオススメしたいのが、スマレジの在庫管理システムです。
スマレジはタブレット端末にアプリをインストールする形のPOSレジです。販売した商品の売買情報を記録するため、ネットショップと実店舗の相互間での在庫・売上情報の共有が可能になります。
ネットショップとの連携で出来ること
使用するネットショップによって対象の差がありますが、大体以下のことができます
- 商品情報連携
- 店舗間の在庫連携
- 注文情報連携
- 店舗間の売上連携
- 会員情報連携
商品情報連携
スマレジの管理画面で登録した商品情報をネットショップに持っていくことができます。商品情報とは商品名やサイズなどの説明、商品写真などです。
商品写真は実店舗では登録しないことも多いかもしれませんが、ネットショップに使用するものを登録することで、実店舗での販売時に販売する商品が間違っていないか、目視で確認することも可能になります。
また、棚卸しなどの在庫確認時に商品を確認しやすくなります。
店舗間の在庫連携
ネットショップで販売した商品、実店舗で販売した商品の情報はスマレジの管理画面に反映され、相互間で在庫変動が共有されます。
それにより店舗とネットショップで在庫を分ける必要がなく、一つの倉庫で管理が可能になります。
注文状態の連携
受注を受けた後、在庫の確保、出荷状況ステータスの管理、納品書の出力までスマレジの管理画面で行えるようになり、発送漏れなどのミスが減らせます。
注文状態の連携
受注を受けた後、在庫の確保、出荷状況、納品書の出力までスマレジの管理画面で行えるようになり、発送漏れなどのミスが減らせます。
店舗間の売上連携
販売した情報が蓄積され、グラフなどで可視化できます。ネットショップの管理画面でも同じようなデータ分析画面はありますが、スマレジの管理画面を使用すれば実店舗と同じ形式で見ることができ、より比較しやすくなります。
会員情報の連携
ネットショップの顧客情報と実店舗の顧客情報を一緒に管理することができます。ネットショップから実店舗に来てくれたお客さんに同じ会員証でポイントの付与ができるようになります。
こちらは在庫系とは別のアプリであったり、なかったりします。
スマレジとネットショップとの連携はアプリで
スマレジとの連携はスマレジのアプリマーケットからダウンロードできるアプリから行います。複数のアプリが有り、アプリによって連携可能な部分が微妙に違うので、ショップごとに詳しく紹介します。
Shopifyと連携
Shopifyは海外発信のネットショップサイトです。利用料が安く、使いやすいためとても人気です。Shopifyと連携できるのはいくつかありますが、人気なのから紹介していきます。
ロジクラ
ロジクラは店舗と倉庫の在庫をAPIを通して連携する在庫管理システムです。特に在庫管理に優れており、スマホを通してピッキング、バーコード検品、宅配会社の送り状の発行までが行えます。
在庫連携に特化しており、顧客連携は行えません。
ロジクラで出来ること
- スマホでのバーコード検品・ピッキング
- 在庫連携でShopifyの在庫切れを防止
- 注文情報連携で納品書などを発行
アプリの利用料：０円
スマレジプラン：０円のスタンダードプランから利用できます
Omni Hub
Omni Hubは店舗とネットショップでの会員情報・ポイント情報を一元管理できます。
Omni Hubで出来ること
- Shopifyの会員情報と連携
- 会員バーコードを設定
- ポイントの自動連携
アプリの利用料：月額1,100円
スマレジプラン：月額7,700円のプレミアムプラス以上から
BASEと連携
BASEは日本の会社で、すである楽天やyahoo!!ショップより遅れて登場しましたが、自身で立ち上げたサイトのようにネットショップを作れるため、人気です。
BASEらくらく連携
BASEらくらく連携ではスマレジの管理画面を中心に、商品の出品や在庫連携など様々なことができます。
- スマレジ登録情報から商品の出品（情報更新にも対応）
- 在庫連携、実店舗とBASE上の在庫を自動で反映
- 売上情報の連携
アプリの利用料：月額０〜9,980円（利用量によって変動）
楽天ショップとの連携
楽天ショップはみなさん一度は利用したことがあるのではないでしょうか。楽天ショップ上に間借りする形で自社のお店を開きます。百貨店の中のブランドという感じですね。
楽天受注在庫連携
楽天受注在庫連携は実店舗と楽天ショップ上の店舗を連携させるアプリです。このアプリを使用するには別途楽天API利用申請が必要になります。
- 注文情報を連携し、受注、出荷ステータスを管理
- 実店舗とネットショップの在庫を自動連携
アプリの利用料：月額０円
スマレジプラン：月額13,200円のリテールビジネスプランとの契約が必要
Yahoo!ショッピングとの連携
Yahoo!ショッピングも有名ですよね。楽天とYahoo!は日本を代表するIT企業で利用者がとても多いです。楽天と同様に、間借りする形でお店を開きます。
Yahoo!ショッピング 受注在庫連携
- 宗門情報を連携し、受注、出荷ステータスを管理
- 実店舗とネットショップの在庫を自動連携
アプリの利用料：月額０円
スマレジプラン：月額13,200円のリテールビジネスプランとの契約が必要
以上が代表的なネットショップのアプリになります。これ以外にもネットショップ関連のアプリはいくつもあり、自分のお店で使いやすいものが必ず見つかります。
拡張アプリの導入方法
スマレジの機能を拡張させるアプリはスマレジのアプリストアから利用申請を行い、インストールします。
申請の際にスマレジの管理画面にログインする必要があるので、まずはスマレジの利用登録を済ませましょう。