ジタン・マーケティング株式会社 代表 石田美穂(みほじ)

屋号または会社名
ジタン・マーケティング株式会社
役職
代表
名前
石田美穂(みほじ)
チャットワーク
ishidamiho
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どんなお仕事をしていますか?

16年前からずっと、毎日こんなことがありましたとか、こんな気づきがありましたとかっていうブログを書いていて、その中の一つに家事代行やハウスクリーニングの日記があったんです。

反響があったので、思い切ってマネタイズに頭を切り替え、大崎さんの会社が運営しているアフィリエイトスクールatusで、アフィリエイトを始めることにしました。

今までやってきたWebマーケティングをしていたのが大きかったと思うのですが、PVのあげ方や、マーケティングの知識、お金の稼ぎ方が合わさった上で、本質的なお客さんの求めていることを考えながら育てていったら、とても大きく稼げるサイトになりました。正々堂々とやったことは間違ってなかったんだと思います。

そうして、「M&A」とか「EXIT(イグジット)」とか考えてもいなかった田舎の主婦が2021年に事業譲渡=サイト売却することになりました(すごい!)

Instagram運用もしています。主に「暮らしを楽しむDIYとインテリア」について投稿しています。
https://www.instagram.com/rakurakujitan/

オオサカンに来たきっかけ

12年前はたったひとりでホームページを作る、個人事業として起業していました。鹿とかが庭に出ちゃうような田舎に住んでいたので笑、「最近CSSでどんな書き方してる?」とか「どんな仕事してるん?」とかの話しができる相手がいなかったんです。

子育ての会話じゃなく仕事の話がしたい!と強く思っていたころに、風の便りでコワーキングスペースというものが日本で出来つつあると聞きつけたんです。コワーキングを広めたい人たちが集まる「コワーキングフォーラム」というものに、ひとりぼっちで出かけて、懇親会にも出ようかなぁってトボトボひとりで歩いてたら、「本町にコワーキングつくるんでよかったら来てください!」っていきなり声かけられたんです。それが大崎さん笑

これから始めるオオサカンスペースは、きっとみんながはじめましてな人ばかりだろうと思ったので、田舎からMacじゃないパソコンを持っていっても、きっと恥ずかしくない!と思って入会しました。これは人生のターニングポイントだったと思います。

オオサカンに来た当時(12年前)に感じていたこと

会社を起業します!って人が世の中にいることは知っていたんですけど、そういうことするひとって「すごい才能がある」、「びっくりするくらい突き抜けて天才」、「実家が太い=資産家」ってシュってやったらポコンってなんでもできるってイメージでした。そんなスゴイ人たちは自分の生活圏内にはいないし、遠い国の話だと思ってました。

ただ、オオサカンスペースに通うようになってわかったのは、電気が切れたからと思ったら椅子を二つ重ねて交換とかしちゃって、ひっくり返って意識を失うとか、当時は大崎さんひとりでめっちゃがんばってて、みんなそれぞれできることで、がんばってるんやーって。

毎週なにかイベントや勉強会とかやっていて、こういうことを続けていたら、誰かがオオサカンを知ってくれたり、オオサカンに来るきっかけになったり、綺麗な写真を撮ったらシェアされるとか、めっちゃ考えてやってるんだっていうことを感じたんです。

最近関わっているお仕事について教えてください

地域医療を支える医療介護従事者の組織「一般社団法人KISA2隊」で理事をしています。主な役割としては、Web担当や広報、あと災害対応プロジェクトを担当しています。

約2年ほど前、医療に関する知識は全くない状態でこのチームにボランティアとして参加しました。当初は、医師や看護師、介護職など専門的な資格を持ったメンバーに囲まれて、自分がどこまで役に立てているのか?と不安なことも多かったです。

しかし、専門家の集団だからこそ、皆さんが力を発揮できるような環境を整えることが大切であり、それこそが私の役割だと強く思うようになりました。ここで頑張っていきたいと決意し、2024年4月からは理事をお引き受けすることにしました。

客観的視点を持ちながら、現場最前線に思いをはせて、わたしにできることをしっかりと努めていきたいと考えています。

実はこんなお仕事もやってます!

もともと興味を持っていた「大家業」を本格的に2年前ぐらい前から始めました。

物件を見つけるのには結構時間がかかって、始めたころはほんとに色んなエリアを見て回りましたね。(なんと姫路くらいまで足を運んだことも!)最終的には、わたし自身がピンとくる物件を選ぶようにしています。やっぱり、何か自分なりの大家スタイルがあって、そのスタイルに合った物件を見つけるのが大事なんじゃないかなと。


現在の大家規模としては3つの物件(戸建て)を持っていて、4室を運営しています。できるだけ自分の家の近くに絞って探しているので、なかなかたくさんの物件は買えないですが...どの物件も「立地がいい」「使い勝手のいい収納がある」「デザインが素敵」「ペットと暮らせる」にこだわって、自ら仕上げのDIYもしつつプロデュースしています。おかげさまで、いつも募集から1〜2週間で入居が決まる人気物件になりました。
今後は、老後に自分の好きなことができるように、60歳くらいまでに物件を10~20室くらいまで増やし、手残り月50万円ぐらい残せたらいいなと思って、マイペースでゆっくり増やしています。

最近は、所属している大家の会運営にも興味が出てきました。いつも何かを与えてもらうばかりではなく、いつか自分もコミュニティにお返しができる立場になれるよう、頑張りたいと思います。

これからやりたいこと

あまり、これといってやりたいことが無いのですが、将来に向けて気になるキーワードとしては、「自分だけの仕事」「地域とのつながり」の2つがあります。

自分だけの仕事、を作っていきたいですね。息を吸って吐くように、一生ずっと、自然に続けていける仕事。体力も気力も弱い自分は、気合いを入れて自分を奮い立たせないと出来ないことが、ぜったい続かないと今までの人生で証明されているので、そういう事はもうやらない。

淡々と低いテンションでも続けていける何かを、自分だけの仕事にできたら、とても強いです。いくつか、そういう仕事を見つけて来れたような気がするので、それらを組み合わせて「自分だけの仕事」を作り出して、一生、細く長く働きたい。

あと、KISA2隊で地域医療と関わったり、大家の仕事をやってみて痛感しているのは、自分が暮らす地域とつながることの大切さです。

若くてITの仕事だけをやっていた時は考えたこともなかったですが、地域って自分とは無関係と思ってても、誰もが何かしら支えてもらいながら生きているんですよね。特に、災害や有事において自分ひとりで出来ることは少なく、誰かに助けてもらわないといけない。

そう思って、PTAに立候補したり、地域の福祉施設でお年寄りのお話を聞くボランティアをやったり、自分の暮らす地域のことを知る努力をしています。

裏テーマとしては、自分が暮らす地域は大家として投資している場所でもあるので、エリア調査も兼ねていると思っています。一石二鳥ですね(笑

オオサカン活用術

自分が誰かの役に立てることを一つでも探すと仕事ってとても楽しくなると思うんです。なにか知識を得ようってばかりの気持ちでオオサカンに来ても、結局は受け身になってしまうのでその輪の中(=オオサカンのメンバーの中)に入りたいと思うといい流れになると思います。

文化祭とかって、お客さんで行くよりも、自分で店出した方が楽しいって私は思うし、そうしてきたんですけど、喜んでもらって、信頼してもらう、そうすると気がついたら、自分のできることを見つけて、スキルが伸びて、人脈が広がっていくんです。

最初は、知識がなくても、なにか一つでもできることを誰かのために、そういうちっちゃい仕事を積み重ねてみてください。そしてその仕事の先に、新しい仕事はやってきて、年齢や性別を超えて楽しくできるようになります。まるで文化祭みたいに。