事業の業務委託から役員へ!IT未経験の整骨院3代目がスクール運営やWEBサービス、会社経営に関わるまでの波乱万丈ストーリー

オオサカンスペースを運営する株式会社Kaeruの役員になり1年(2024年6月現在)。ゆうさんこと大喜多悠に、株式会社Kaeruとオオサカンスペースに関わり始めたきっかけ、現在に至るまでの経験と成長についてインタビューを行いました。オオサカンスペース運営や、Kaeruの新サービスDairinへの熱い想いを深掘りして、まとめた記事です。

オオサカンスペースと出会ったきっかけ

オオサカンスペースを運営している株式会社Kaeruが、別事業として運営する「アフィリエイトスクールatus」の利用者として入会したのが最初のきっかけです。月1回のスクール会場としてオオサカンスペースを利用していて、その当時は会場としての印象のみでした。

その後、アフィリエイトで成果を出せたことでatusのコーチ(アフィリエイトを教える人)にお誘いいただき、ありがたいことにコーチ内でのリーダーまで任命いただきました。どんどんスクール規模も大きくなり、コーチが増えていく中、オオサカンスペースのメンバーとatusコーチがつながるような勉強会やイベント、海外旅行などご一緒するように。そのようなきっかけでオオサカンスペースのメンバーとも少しずつ交流が始まりました。

株式会社Kaeruから、atus事業部長として仕事を業務委託として受けていましたがatusスタッフとの連携においてリモートワークでは限界を感じてきたんです。その解決策の一つとして、オオサカンスペースをatusスタッフとの共同作業の場とするために、メンバーになって一緒に仕事しよう!ということでメンバー登録しました。

2023年、株式会社Kaeruは新事業としてDairinをリリースしました。システム開発もある程度落ち着き、さぁこれからアクセルを踏んでいくというタイミングで、「一緒に事業と会社を成長させていこう!同じ未来へと走っていこう!」と代表の大崎さんからお声がけいただき、取締役に就任することになりました。大崎さんとは8年ぐらい、atusの仕事を一緒にやってきたので、叶えたい未来や方向性は同じだなとずっと感じていたので、同じ船に乗ることは僕にとって必然的な流れだったんですよね。

取締役以外ではどのようなことされていますか?

株式会社WEPPYという会社も経営しています。事業としては「店舗の集客サポート」で、主にWEBやSNSを活用した集客のお手伝いです。

自身の会社を立ち上げる前は、祖父の代から約70年続く地域密着の整骨院の3代目を引き継いで「先生」をやってました。引き継いだ当初は「70年引き継がれてきた整骨院だ、100年続けるぞ!」と思っていたんです。

ただ、店舗というか整骨院という1つの箱の中にずっとい続けることが自分には合わないと思うようになり、IT未経験でしたがアフィリエイトスクールatusの門を叩き、「稼げる」というひとつの成功体験しました。成功体験した先に、もっともっとチャレンジできる未来があると感じ、2代目である父に整骨院をお返ししました笑。今では、現場に出ることはなく、自院の事務作業的なところのみお手伝いしています。

普段はどのようなお仕事をしていますか?

主に2つの事業を任されていて、オオサカンスペース内ではそれらの仕事に取り組んでいます。

アフィリエイトスクールatusの事業部長

1つ目は、先にも出てきましたが、株式会社Kaeruとのご縁のきっかけとなったatusというアフィリエイトスクール運営の代表です。関わり始めた当初はコーチという立場で、会員にアフィリエイトを教えていました。今はコーチではなく、会員管理、アフィリエイトサポート内容、コーチ育成、スクール当日の管理など、サービス全体の運営責任者をしています。

atusに入会してくださる会員さんには「お金を稼ぎたい」「自由な働き方を得たい」と思っている人が多くいます。アフィリエイトとは、企業の商品をブログなどの記事にして紹介し、その対価として企業が設定した報酬をもらう仕組みです。atusは、稼ぐなら売り方はなんでもいいとは考えていません。その商品への企業の想いや理念を汲み取り、それらをしっかりと世の中に伝え「買ってもらう」ことが大事です。

それらのルールを保ち守り続けるのは難しいことも多いのですが、特に気を使うこととしては「アフィリエイトを教えるコーチが気持ち良く教えてくれる環境作り」ですね。

自分たちの手法を積極的に教えたいと思うアフィリエイターは世の中にはほぼいないんです。ではなぜ、atusには教えてくれるコーチがたくさんいるのかというと、atusの手法やルールで稼いだ人たちがコーチになってくれているからです。そして、コーチになった後も「教えたい」と思い続けてくれるようなコーチコミュニティを繊細に考えているからだと思います。

そのおかげで、2024年6月にatusは10周年を迎えることができました。この瞬間を事業部長として迎えることができ、心から感謝しています。

成果を簡単に計測できるWEBサービスDairin(だいりん)の導入サポート

2つ目がDairin(だいりん)。

作るのが得意な人、売ることが得意な人、それぞれ全く別のスキルを持った人たちなんです。作ったもののどうやって売ったらいいか分からない、そんな商品やサービスと、売りたいものを探している人たちがその商品やサービスをちゃんと売る。そこの間にDairinが入って、なにが誰にどの人から売れたのかを計測します。その計測をもとに売った人に成果報酬をお渡し(お支払い)する仕組みまで提供しているのがDairinというサービスです。

現在は、Dairin自体のシステム開発がいったん落ち着いたタイミングになります。これからは、Dairinというサービスを必要としている企業や個人に届けていくという、マーケティングのフェーズに入っていきます。Dairinに興味を持った企業や個人に対して、導入しませんか?という営業だったり、導入支援をまるっと一貫して行なっています。

それ以外にも、売るのが得意な、とくにマーケティング担当の方が参加されるようなイベントに積極的に顔を出しています。Dairinの力でマーケティングのお手伝いができると思っているので、興味を持てもらえそうなマーケターに出会いに行ってます。また、関西マーケティングミートアップという交流会も立ち上げて、つながりを深めたりなどしています。

オオサカンのこんなところが好き

オオサカンスペースのメンバーとのことで、一番印象に残っていることがあるんです。

Dairinを地方創生に活用する方法を地方議員向けにプレゼンする機会があり、プレゼン練習をメンバーに見てもらうことがありました。議員の先生に向けてプレゼンするって僕にとっては人生初のことだったんですけど、集まったメンバーは、まるで自分ごとのようにしっかりと聞き入ってくれました。そして、さまざまなアドバイスを一生懸命に考えてくださり、プレゼンが成功するように心から応援までしてくれたんです。

自分の仕事じゃないのに個人の時間を使ってアドバイスをくれる温かさというか心強さを感じ、こんなことって例え会社に所属しててもないんじゃないかってとても感動しました。やったことがない不安を持っている人に対して、先回りして経験している人たちは自分の知見を惜しみなく与えてくれる場所なんですよね。

この出来事はとても印象に残っています。

仕事をがんばってる人が多いから応援したくなる

メンバーもスタッフも含めて、みんな仕事が好きなんだなって感じます。

ほとんど違う仕事をしているんだけど、「仕事をしている姿、頑張ってる姿」を見てるから、自分だけじゃなくてメンバーも良くなればいいなという考え方が、オオサカンスペースには自然と存在しています。 利害関係があってもなくても、オオサカンスペースにきて日常を過ごすとそんな意識に変わるような気がしています。

これからチャレンジしたいこと宣言

仕事のこと

オオサカンスペースのメンバーになってから自分は変化したなと思う部分があります。

役員としても事業責任者としても、自分の仕事によって「社会も良くしたい」と思うように変化してきました。以前はぼんやりと自分の周りにいる人や関わる事業が良くなればいいとは思っていたんですが、個人で動いてるときはピンときていなかったんですよね。

それがオオサカンスペースに関わるようになり、仕事をがんばってる人やいろんな目的で働いている人を見るようになって、その人たちが抱えている課題解決のお手伝いすることは、社会の課題を解決することに繋がるなとようやくわかってきたんです。

これからチャレンジしたいことが2つあります。

1つ目はマーケティングの部分。商品があるのに広まっていないという課題をDairinというサービスをマーケティングの力で広めることで解決していきたいんです。きっとそれは株式会社Kaeruの事業を伸ばすことにもなるし、オオサカンのメンバーにとっても新たな知見として役立ててもらうこともできると思います。

2つ目は組織編成、チーム作りです。会社を成長・成熟させていくには、、組織作りは必須だと思うので、役員として経営陣としてチャレンジしたいです。具体的にいうと、チームメンバー(社員やスタッフ)皆が事業の理念を理解し、共感して、自ら伸ばしていきたい人が集まっているチーム作りです。苦手な仕事もときにはありますが、自分の得意な能力を発揮できる状態に配置されている組織編成にしていきたいです。

プライベートなこと

地球上のまだ行ったことがないところに行き続けたいです。言語も文化も違う、世界に出会いたい。世界をコンプリートしたいな。アジア圏が多いので、ちょっとおしゃれそうなヨーロッパなどにも行ってみたいですね。

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この記事を書いた人

miyacchi

株式会社 Kaeru の事業推進部主任 宮田恵

離れてからの人生の方が長いので方言喋れない、元山口県民。
沖縄生活13年で海どっぷりのダイビングインストラクターが、
陸(おか)に上がって大阪でパソコンと向き合う会社員に。

調子に乗って横文字使いたがり。

個人事業のうみのめぐみも継続中。海オタク・山も川も空も、ようするに自然が大好き。

オオサカンスペースのメンバーと立ち上げた株式会社tent tentの取締役も務め、メイン事業のおでかけわんこ部を影で支える。

ふざけたこというのが好きなくせに、根っからの”気にしい”でやっかい。