- 屋号または会社名
- 株式会社ひろひろ
- 役職
- 代表取締役
- 名前
- 廣田 耕一(ひろた こういち)
- kouichi.hirota.39
- osk_seidashijyo
どんなお仕事をしていますか?
大阪市内に3軒ある、セルフ形式うどん屋「ひろひろ」と、削り節工場の経営をしています。削り節工場では、加工・卸・販売だけでなく、業者さん向けの見学会なんかもやっています。実際にうちの削り節を使っていただいているうどん屋さんや料理店の方々に来ていただいて、原材料や製造過程について詳しくご紹介しているんです。
*オオサカン10周年時のインタビュー
うどん屋スタートのきっかけは「30歳までに独立する」という目標を叶えるという考えからです。以前からうどん屋にすると決めていたわけではないのですが、あまりお金がかからなくて、初期投資の回収が早そうなうどん屋がいいのでは、と共同代表の仲間と相談して決めました。実家がいわゆる「昔ながらの食堂」をやっていたので、その発想に辿り着いたということでもあります。
*オオサカン10周年時のインタビュー
うどん屋スタートのきっかけは「30歳までに独立する」という目標を叶えるという考えからです。以前からうどん屋にすると決めていたわけではないのですが、あまりお金がかからなくて、初期投資の回収が早そうなうどん屋がいいのでは、と共同代表の仲間と相談して決めました。実家がいわゆる「昔ながらの食堂」をやっていたので、その発想に辿り着いたということでもあります。
オオサカンにきたきっかけ
うどん屋をやっていても事務仕事は必要で、それをやれる場所がうちの店舗にはなかったんですよね。そこでは場所を探そうといろいろと調べてみました。すると店舗にも近い場所で、月額10,000円相当で使い放題というオオサカンスペースを見つけました。これはいいな!と。それが始まりでメンバー登録しました。
ここだと、1人で作業していても周りに頑張っている人たちがいるので、やる気が出るんです。イベントや会議も定期的に開催されていて、いろいろな人と交流できるのも魅力ですね。
ここだと、1人で作業していても周りに頑張っている人たちがいるので、やる気が出るんです。イベントや会議も定期的に開催されていて、いろいろな人と交流できるのも魅力ですね。
オオサカンの印象的な思い出ってありますか?
オオサカンでよく開催されている「たこ焼き」のイベントですね。これから会議という恒例のイベントの後は、たこ焼きパーティをされていて僕は毎回参加しています。これから会議は半年に1回これからについて事業や自分自身を振り返り「これからどうすんねん」を発表するイベントです。僕は飲食業ですが、オオサカンのメンバーにはさまざまな業種の方がいらっしゃるので、そういう人たちから悩みは次はこうすんねんって話が聞ける。あれがめちゃくちゃいいんです。
そのあとのたこ焼きパーティは、代表の大崎さん秘伝のレシピのたこ焼きをみんなで焼いています。ソースをつけないというたこ焼きはなんぼでも食べれます。僕はうどん屋で出るてんかすを提供させてもらってます!
また、これから会議で交流してお話しできたメンバーにうどん屋経営の悩みや相談を話したところ、自分にはない視点のアドバイスをもらえるようになって、今は定期的にサポートしてもらっています。
例えば、人間の目線ってこういうところにいくのでそこに人気メニューを置く、ほかには大企業経営の飲食店の視点を分析してくれたり。コワーキングにいなければ出会う接点のないタイプ同士だったのでありがたかったです。
最近では、事業者向へに出汁販売するためのウェブサイトを作成中です。ウェブディレクション、コンテンツ作成、写真撮影を、それぞれオオサカンスペースで出会ったメンバーさんに依頼し、協業しています。オオサカンでの出会いに感謝しています。
そのあとのたこ焼きパーティは、代表の大崎さん秘伝のレシピのたこ焼きをみんなで焼いています。ソースをつけないというたこ焼きはなんぼでも食べれます。僕はうどん屋で出るてんかすを提供させてもらってます!
また、これから会議で交流してお話しできたメンバーにうどん屋経営の悩みや相談を話したところ、自分にはない視点のアドバイスをもらえるようになって、今は定期的にサポートしてもらっています。
例えば、人間の目線ってこういうところにいくのでそこに人気メニューを置く、ほかには大企業経営の飲食店の視点を分析してくれたり。コワーキングにいなければ出会う接点のないタイプ同士だったのでありがたかったです。
最近では、事業者向へに出汁販売するためのウェブサイトを作成中です。ウェブディレクション、コンテンツ作成、写真撮影を、それぞれオオサカンスペースで出会ったメンバーさんに依頼し、協業しています。オオサカンでの出会いに感謝しています。
コロナが事業に与えた影響って
コロナ禍が始まった当初は行ったに何が起きているのか訳が分からなかったという状況で、自分には答えがなくてどうしようと悩みましたね。そんなとき、コナイト_7/19(の繋がりもありましたしいろんな経営者の情報を聞かせてもらえました。それもあってなんとか今があるという感じです。
僕の経営しているうどん屋はビジネス街にあるので、リモートワークが始まって人がいなくなり、もちろん売り上げは激減しましたし、休業もあったので大変でした。飲食店ではあるけれど夜の営業もお酒の営業もないので、飲食店への協力金はことごとく対象外でしたしね。
そこで起死回生の1発を考えました!
このまま店舗運営でうどん屋だけをしていくことの不安が大きくなったので、出汁を作るときに必要な削り節の仕入れ先だった会社を事業譲渡という形で買収させてもらうことにしました。店舗のうどん屋にプラスして、削り節の卸売り事業を始めたんです。
仕入れ先の削り節屋さんはひろひろ創業当初からの長い知り合いでしたし、代表の方とも目指す方向性も同じでした。一緒にしましょう!と進めることができたんです。うちの強みを一緒に伸ばしていけると思えました。
僕の経営しているうどん屋はビジネス街にあるので、リモートワークが始まって人がいなくなり、もちろん売り上げは激減しましたし、休業もあったので大変でした。飲食店ではあるけれど夜の営業もお酒の営業もないので、飲食店への協力金はことごとく対象外でしたしね。
そこで起死回生の1発を考えました!
このまま店舗運営でうどん屋だけをしていくことの不安が大きくなったので、出汁を作るときに必要な削り節の仕入れ先だった会社を事業譲渡という形で買収させてもらうことにしました。店舗のうどん屋にプラスして、削り節の卸売り事業を始めたんです。
仕入れ先の削り節屋さんはひろひろ創業当初からの長い知り合いでしたし、代表の方とも目指す方向性も同じでした。一緒にしましょう!と進めることができたんです。うちの強みを一緒に伸ばしていけると思えました。
最近取り組んでいること
「削り節工場のショールーム化」に取り組んでいます。実際に工場に足を運んでいただき、出来立ての出汁を飲んでもらうことが一番の宣伝に繋がると思っているんです。削ってる原料見て、削る工程を見る、飲んでもらう、これが一番わかりやすいということ。今はそこにがっつり集中していますね。
イメージとしては、小学校で行く工場見学みたいな、体験型のショールームです。例えば、牛乳工場に行って、牛乳を作る過程を実際に見て、その場で飲む牛乳って本当に美味しいですよね?そんな感じで、その場で削り節から作った出汁を飲んでもらうことで、商品の良さをより感じてもらえるようにしています。そうすると、ただ出汁の良さについて対面で話したりするより、商談も早くなるんですよね。
(2021年)12月5日にね、「大阪製だし所」ってお店をオープンしようと思ってるんですけど、「月に1日だけのオープンで、削りたての節で取ったお出しでうどんが食べられるお店」というコンセプトです。実際に味わってもらい、卸にも小売に繋げていけたらなーっていう感じです。(2022年11月現在はオープン済み)
イメージとしては、小学校で行く工場見学みたいな、体験型のショールームです。例えば、牛乳工場に行って、牛乳を作る過程を実際に見て、その場で飲む牛乳って本当に美味しいですよね?そんな感じで、その場で削り節から作った出汁を飲んでもらうことで、商品の良さをより感じてもらえるようにしています。そうすると、ただ出汁の良さについて対面で話したりするより、商談も早くなるんですよね。
(2021年)12月5日にね、「大阪製だし所」ってお店をオープンしようと思ってるんですけど、「月に1日だけのオープンで、削りたての節で取ったお出しでうどんが食べられるお店」というコンセプトです。実際に味わってもらい、卸にも小売に繋げていけたらなーっていう感じです。(2022年11月現在はオープン済み)
これからチャレンジしたいこと
うどん屋さんを、近隣であと二軒増やしたいと思っています。今は物件を探している段階です。セントラルキッチンで肉とか狐を作ってるんですけど、その容量があと二軒分はいけるんです。近隣につくろうと思っている理由は、人手が足りないときに店舗に応援できるし、配達ルートを変えなくて良いからです。そうすると、コスト削減もできるんですよね。
あとは、削り節のだしパックの、一般消費者向けの販路をもっと増やしたいと思ってます。認知も少なく、商品力もまだ弱いので、強豪も多い中でどう攻めていくのか、というのを今練っています。
あとは、削り節のだしパックの、一般消費者向けの販路をもっと増やしたいと思ってます。認知も少なく、商品力もまだ弱いので、強豪も多い中でどう攻めていくのか、というのを今練っています。
将来のでっかい夢物語も教えて
「大阪だしを世界へ」
日本を飛び越えて、世界へ「出汁」を発信していきたいな、とずっと思っています。最近ではその第一歩として、台湾のフライパンの会社と契約を結んで、台湾に出汁を輸出することができました。
これからは、ヨーロッパやアメリカにも出汁を輸出していきたいと思っています。ただ、出汁も難しくて、軟水なのか硬水なのかによって出方が違うんですよ。日本のような軟水の方が美味しい出汁が出るんです。だから、硬水でも美味しく感じてもらえる出汁を作るには試行錯誤が必要で、そこが今の課題ですね。
日本を飛び越えて、世界へ「出汁」を発信していきたいな、とずっと思っています。最近ではその第一歩として、台湾のフライパンの会社と契約を結んで、台湾に出汁を輸出することができました。
これからは、ヨーロッパやアメリカにも出汁を輸出していきたいと思っています。ただ、出汁も難しくて、軟水なのか硬水なのかによって出方が違うんですよ。日本のような軟水の方が美味しい出汁が出るんです。だから、硬水でも美味しく感じてもらえる出汁を作るには試行錯誤が必要で、そこが今の課題ですね。
今、会いたい人やスキルは?
とにかく会っていてオモロいなと思う人とたくさん喋りたいですね。オオサカンスペースにはそういう人が多いので、ほんとうにオモロいですよ。
僕自身は飲食業界のことしか知らないので、僕の知らないIT業界とかいろんな人がいる場所に身をおくだけで「こんな仕事の進め方があるんや」って発見させてもらってます。勉強になることばかりです。
僕自身は飲食業界のことしか知らないので、僕の知らないIT業界とかいろんな人がいる場所に身をおくだけで「こんな仕事の進め方があるんや」って発見させてもらってます。勉強になることばかりです。
オオサカンの気に入っているところってありますか?
オオサカンは分け隔てないのないコミュニティだと思っています。
年齢も、会社の規模も、事業の種類も、いろんな人がいる中で関係性が、一つのコミュニティの中で、フランクでわけ立てなくお話しできることがいいなと感じます。
上下関係があると仕事のことを聞くときには、難しい部分があります。これ以上突っ込んで聞いたら失礼かな?とか気を使うし、フラットな人間関係を作るのはなかなか案外難しいです。敬意は相手にちゃんと払いつつ、付き合えるコミュニティって自然発生はなかなかできないです。
古参のひとが新しく入ってきた人にマウントとるような、そういうことが起き始めたら、コミュニティとしてダメになっていくと思います。例えば、阪神ファンが「にわか阪神ファン」を排除しちゃうみたいな。もっとそういう「にわかファン」にも伝統を進んで優しく教えてあげるそんな文化が、よいコミュニティを継続させると考えています。
オオサカンのそういうコミュニティの雰囲気がとても好きですね。
年齢も、会社の規模も、事業の種類も、いろんな人がいる中で関係性が、一つのコミュニティの中で、フランクでわけ立てなくお話しできることがいいなと感じます。
上下関係があると仕事のことを聞くときには、難しい部分があります。これ以上突っ込んで聞いたら失礼かな?とか気を使うし、フラットな人間関係を作るのはなかなか案外難しいです。敬意は相手にちゃんと払いつつ、付き合えるコミュニティって自然発生はなかなかできないです。
古参のひとが新しく入ってきた人にマウントとるような、そういうことが起き始めたら、コミュニティとしてダメになっていくと思います。例えば、阪神ファンが「にわか阪神ファン」を排除しちゃうみたいな。もっとそういう「にわかファン」にも伝統を進んで優しく教えてあげるそんな文化が、よいコミュニティを継続させると考えています。
オオサカンのそういうコミュニティの雰囲気がとても好きですね。