Streamyardに招待された登壇者向けマニュアル〜ログインから画面共有・バーチャル背景設定〜

StreamYard(ストリームヤード)ってなに?招待されたけど…

Streamyardは、まるでテレビ中継のように「配信スタジオ」と「別会場」をオンラインで繋ぐことができる、オンラインイベント配信ツールです。実際の配信会場から離れた場所にいるゲストをオンライン壇上に招待して、そのイベントを、紐づけたYouTubeやFacebookのアカウントで簡単に生配信できます。

海外サービスの英語に不安があって最新ツールに躊躇しがちですが、StreamYardはなんと日本対応していますので、どなたでも直観的に操作することができる優れたツールです。

招待された登壇者は、難しい配信機器を準備する必要はなく、自分のパソコンに届いた招待URLへアクセスするだけ。登壇までの手順をわかりやすく解説します。

StreamYardの招待URLが届いたらコピー

イベントの主催者からStreamYardの招待URLが届きます。URLをコピーします。

ブラウザのアドレスバーに貼り付け

コピーしたURLをブラウザのアドレスバーにはりつけます。ブラウザはChromeを推奨します。

公式サイト上では、Chrome、Firefox、Edge、Operaでは対応しているようですが、Safariなどの他のブラウザは未対応と記載があります。最適な状態で使用するにはChromeをおすすめします。

マイクとカメラのアクセスを許可

Chrome(ご利用ブラウザ)でStreamYardを使うときの、マイクとカメラのアクセス許可を求められますので、許可をクリックしてください。

許可せずに入ることはできません。(なぜなら配信には必ずマイクとカメラが必要だからです)

許可をしても、配信中に顔を出したくないときなどは、カメラオフにすることで顔を写さないように登壇前に設定することも可能です。

マイクとカメラを設定

次は登壇中に利用するカメラとマイクを選び設定します。

設定の「歯車マーク」をクリックします。

カメラを選ぶ

カメラは、基本的にご自分のパソコンに備え付けのカメラを選んでください。

自分の顔が表示されていたら問題ありません。

外付けのカメラはパソコンが対応していないこともあるかもしれません。事前にご確認ください。

マイクを選ぶ

自分のパソコンのマイクを選びます。「あーあー」などと音を出してみて、マイクが音を拾えているならば、右側の点が緑色に光ります。

同様にスピーカーも自分のパソコンのものを選びましょう。「テスト」を押してみて、パソコンから短い曲が流れてくれば設定できています。

バーチャル背景も設定できる

部屋の中を配信したくない場合は、バーチャル背景も設定できます。

設定画面で「バーチャル背景」をクリックします。StreamYardが用意している既存の背景でも、空欄「+」を選んで、パソコン内にあるオリジナル画像で背景を設定することもできます。

配信しては困る人には安心の機能です。

登壇時に表示される名前を記入し、入室

登壇時のあなたの画面に表示される名前を記入してください。「スタジオに入室する」を押して、まずハスタジを入ります。入室したら、いきなり配信!とはなりませんのでご安心ください。

入室後、登壇者は自動的にバックヤードで待機状態になります。イベントの主催者は、登壇者がバックステージで待機していることが確認できます。

登壇の順番が来ましたら、主催者はバックステージで待機している登壇者を配信に追加します。

発表で利用するスライド(資料)などの共有方法

登壇の発表で使うスライド(資料)を共有して、登壇者と同じようにバックステージに待機させます。

「共有する」、「お使いのコンピュター」の順番にクリックします。PowerPointや、PDFデータは共有できます。

登壇者のパソコン内にある、共有した資料を選びましょう。

どこに保存しておくか、事前に準備しておきましょう。

ページ枚数が多い場合、処理に時間がかかることもあります。早めにバックステージに待機させておくと登壇の発表がスムーズです。

Googleスライドの共有方法〜Googleアカウントにサインイン〜

Googleスライドを資料として共有するときは、「Google スライド」を選択しGoogleアカウントにサインインする必要があります。

「共有する」、「Googleスライド」の順番にクリックします。

スライドが数枚ある場合、配信ステージ上で、自分でページをめくることができます。

Googleアカウントを選ぶ画面が表示されます。複数のアカウントがある場合は、登壇の発表で使うGoogleスライドのアカウントを選んでください。

次に、StreamYardにスライドへのアクセスを許可を求める画面が表示されます。

「許可」をクリックすると、先ほど選んだGoogleアカウントで作成されたスライドが表示されます。

表示の中から、発表用のスライドを選択して「選択」をクリックします。

選択したGoogleスライドがバックヤードに待機されます。

スライドの枚数が多かったり、Wi-Fi環境によって、バックヤードへ共有されるまでに時間がかかることがあります。

登壇中、スライドは登壇者自身がパソコン上でページを捲る操作ができます。

ビデオファイルも共有可能

「ビデオファイル」をクリックし、コンピュータ上のフォルダからファイル(MP4およびMOVファイル)を選択します。

サイズ、長さに制限はありませんが、スライドと同じく、重たいファイルは処理に時間がかかることもあります。

事前に準備しておきましょう。

StreamYard未対応のデータを共有するときのコツ

次にストリームヤードが対応していないファイルの場合(例えばkeynoteなど)、パソコンの画面全体を共有することで、発表用の資料として配信に追加できます。

「画面を共有する」、「共有する」の順にクリックします。

画像のような選択画面が表示されます。

①「画面全体」タブを選び、②共有する画面を選択すると、③「共有」ボタンがクリックできます。

バックステージに待機したら、共有したい画面をパソコン全体に広げ、準備完了です。

他にも、「Chromeタブ」を選び、タブでYouTubeなどを開いておき、配信に通過する方法もあります。

この記事を書いた人

miyacchi

株式会社 Kaeru の事業推進部主任 宮田恵

離れてからの人生の方が長いので方言喋れない、元山口県民。
沖縄生活13年で海どっぷりのダイビングインストラクターが、
陸(おか)に上がって大阪でパソコンと向き合う会社員に。

調子に乗って横文字使いたがり。

個人事業のうみのめぐみも継続中。海オタク・山も川も空も、ようするに自然が大好き。

オオサカンスペースのメンバーと立ち上げた株式会社tent tentの取締役も務め、メイン事業のおでかけわんこ部を影で支える。

ふざけたこというのが好きなくせに、根っからの”気にしい”でやっかい。